自分をしっかりと保つ

よく「周りの人に振り回されてしまう」と感じてしまうことはありませ
んか?
このように感じているとき、もしかしたら自分自身を見失っているとき
かもしれません。
例えば「私が悪いのかしら?」と考えてみたり「きっとそうに違いな
い」とか「誰かが悪いんだ」と言っていたり、自己中心的な考え方しか
できなくなっているとき、こんなときは、自分を見失っているかもしれ
ません。
このような状態にある時、「自分が何をどうしたいのか」とか「周りが
何をどう感じているのか」が全くわからなくなります。
こうなってしまっては、コミュニケーションはとれなくなってしまいま
すし、傷つけられていることも傷つけていることも、わからなくなって
しまうんですよね。
自分を見失わずに、しっかりと自分自身を保ち続けるために、自分と向
き合っていきましょうね。
自分と向き合っていくためには、自分自身の感情を素直に受け入れてい
きます。
例えそれがネガティブな感情であったとしても、その感情があることを
認めていくんです。
例えば、「私が悪いのかしら?」と思っていたら、それは心のどこかで
「自分が悪い」と思っているわけです。
しかし、自分が悪いことが受け入れられないときは、「自分が悪い」と
いうことが認められないかもしれませんね。
まず、「自分が悪いと思っている」ことを認めてあげた上で、「本当に
自分が悪いのかどうか」の検証をしてみてください。
ほぼ9割以上の確率で、実は悪くないことがわかりますからね。
自分を見失わずにしっかりと自分が見えていれば、真実は必ず見えてき
ます。
慌てず、落ち着いてやってみましょう。
from 中原 謙一

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