自分宛に手紙を書く

もしあなたにパートナーがいれば、パートナーからあなた宛の、
家族がいらっしゃれば、家族の誰かからあなた宛の、
または、あなたの大切な友人からあなた宛の手紙を書いてみましょう。
最初に自分の名前を書いて、その人になったつもりで手紙を書いてみましょ
う。
僕なら「根本裕幸様へ」で書き始め、手紙の最後は「妻より」にしてみます。
できるだけその相手になりきることがポイントです。
あいつだったらこんな風に書くかな?という見方をしてみましょう。
その手紙が書きあがったら、あなたの住所を書いてポストに投函します。
(現実に郵便が届くのがまずい場合は封をして数日置きます。)
その翌日か翌々日にはあなたの家に届くはずですね。
それを受け取って中身を読んでみましょう。
その時、あなたはどのような気持ちでその手紙を読み、
また、何を感じるでしょうか?
このエクササイズによって新しい気付きと視野の広がりを体験できます。
特に数日期間を置くことは一種の熟成に当たり、より客観的な感覚で、
その手紙に向き合えるのです。
(そう、まるで本当にその相手から手紙が送られてきたような・・・)
あなたは手紙を読んで、今まで当たり前なこととして見過ごして来た相手の
気持ちを深く受け取れるかもしれません。
相手が感じているあなたへの愛情に気付いて心が震えるかもしれません。
また、その相手にまだあなたが与えられる何かを発見できるかもしれません。
少なくとも普段とは違った気持ちと、相手の人へのより深い“想い”を実感
できるのではないでしょうか?
そして、きっと今よりも深い繋がりを感じられることでしょう。
from 根本 裕幸

この記事を書いたカウンセラー

About Author

退会しました。