50%の私でリラックス♪

カウンセラーとして相談してくださる方のお話を聞いていると、皆さん
本当に一生懸命なんですね。そして自分に厳しい方が多いと思い
ます。
「完璧には出来なくて・・・。」
「いつもきちんと出来なくて・・・。」
「私は手を抜いてばかりいるんです・・・。」
そんな言葉をとても多く聞きます。
だけど、ほとんどの方が、私から見ると、もう充分やっているんですよ。
なのに更に自分を厳しくしてしまうようです。
そのままでは不十分な私・・・という気持ちがある方が多いので、まだ
まだこんなことで満足してはいけないと、自分にいいきかせ、皆さん無
理をしてまで、100%の自分をつくろうとしているようです。
人にはこころがあるのだから、完全に完璧な状態を維持し続けるのは
まず不可能だと私は思うんですね。
100%であろうとする。完璧になりたい。
この気持ちは悪いことではありません。むしろ、向上心ですが、100%
になろうとすると、余裕がなくなると思うんです。
だから私は50%の自分作りをお勧めします。
100%の力を出そうとすると出来ないことではありませんが、そのために
自由がなかったり、余裕がなかったりすると、いらいらを人にぶつけてし
まったり、しんどくてふらふらになったりで、自分の身体にもいいことはあり
ませんし、あなたを見ている友人や家族に対しても、楽に接することが
出来なくなってしまうと思うんですよね。
例えば私の場合。
この年でようやく人とのコミュニケーションが出来るようになり、カウンセ
ラーとして活動できて、私はとても嬉しかったので、カウンセラーなりた
てのころは、がむしゃらに頑張ったんですね。例えば休憩時間を取る
にしても、この一時間をお電話にあてることが出来れば一人でも多く
の人のお話が出来ると考え、休みをあまりとることなくカウンセリングを
続けていました。いつもカウンセリングが終わったら、
「ここが出来ていなかった。」
「こうしてあげたらよかったのに!」
と、厳しく自分に叱咤して。。。。
完璧に出来ていない自分、完璧であらなければならない自分を作る
ことに必死になってしまったんです。だけど私はその影で、旦那様を
ずっと一人ぼっちにしていたことに気づきました。
出来てない自分にいらいらして、彼にあたることが多かったり、家の中
のことが、主婦でありながらほとんど出来てなかったり・・・。
「すごく忙しそうだね。。。」
彼が言ったこの一言で私はようやく目が覚めたんです。
100%でなければならないと強く思いすぎて、彼に寂しい思いをさせて
いたことを。
完璧であろうと必死で、周りが見えていなかったことに、このときに初め
て気づいたんですよね。
その時に肩の力を抜いて、余裕を持って生きたいと強く思いました。
例えばこんな感じで一度自分のことをゆっくり見ていただけませんか?
紙に書いてみてくださいね。
1.今あなたが、100%やろうとして頑張っていること。
 だけどそれによってしんどくなっていることは何ですか?
2.100%やることで、犠牲にしているものがあるとしたら何でしょうか?
3.やっていることを50%に減らすとしたら、何を減らしますか?やめますか?
4.50%にしたときの自分ってどうなると思われますか?
紙に書いたものをじっくり見てくださいね。改めて自分がどれだけ頑張
って来たのかということもよく分かると思います。そして書きながら感じた
ことがあれば、それを素直に感じていてください。
「ああ、こんなことを必死になってやろうとしてたんだ・・・。」
「しんどいよな。。。でも一生懸命だったんだ・・・。」
そんなふうに受け止めていただいて、そして自分の頑張りを認めてあげ
た上で、少し自分のために力を抜いて、楽にさせてあげようと思ってくだ
されば、幸いに思います。
完璧な自分でありたいと思うとき、まず自分が今どのくらい出来ている
のかを振り返ってくださいね。
そして半分近く出来ているときは、思い切り自分のことを褒めてあげて
ほしいと思います。
頑張ろうとしてやり始めるときは0%ですよね。そこから半分だとしたら、
50%も頑張ったということなんですもの。
そしてあとの半分は、自分に余裕を作るため、それ
以上の努力をあえてしないときも作ってあげて欲しいと思います。
100%の自分を作ってしまうと、自由がなくなると思います。
余裕もなくなってしまうと思います。友人と遊ぶ時間、恋人と会う時間、
自分に優しくしてあげる余裕、それらがなくなってしまって、
いつの間にか大切なものを犠牲にしてしまう・・・ということも起きてしま
うのだと思うんです。
50%の自分を意識して、あとの50%は、出来るけどあえてしないという
時間もときには取ってほしいと思います。
あえてしないので、その50%の余裕を作って欲しいと思います。
何かをしようとするとき、50%出来るとそれで充分に思います。
毎回毎回100%の自分をつくろうとしないで、時には50%を目指して
下さいね。それがあなたの余裕を作りリラックスできると思いますよ。
from 小川 のりこ

この記事を書いたカウンセラー

About Author

小川 のりこ

アルコール依存症の父からの虐待経験、学生時代のいじめから、恋愛依存、不倫や風俗を経て、自分を抑え付けるような結婚生活後、8年で離婚。その後自分に向き合い、今は穏やかに生きる。 過去のあらゆる経験をもとにして、恋愛関係、家族関係を得意とし、お客様と共に成長するスタイルを取る。