心の部屋の大改造

あなたは今どんなお部屋に住んでいますか?
いいえ、これは現実の部屋ではなく、心の部屋。
特に落ち込んだり気分が滅入ってしまった時は、部屋の明かりすら
灯っていないのかもしれません。
そしてその部屋の真ん中で、自分でもどうしたらいいのかわからなくなって
布団に包まって小さくなっている自分がいるのかもしれません。
真っ暗になっているお部屋に明かりをつけてみましょう。
電気があまりにも眩しいようならやわらかい光のキャンドルでもかまいません。
周りを見渡して見てください。部屋の様子はどうでしょうか。
居心地の悪い感じがあるなら、その部屋を思うように好きな部屋に改造して
いきましょう。
王宮のような雰囲気で神秘的にしてもよし、日本の畳の情緒あるお部屋でも、
アジアン調でもOK。
ここはあなたが幸せだな、落ち着けるな、と感じられる部屋です。だから幸福を
感じ安心感をもたらせてくれるものなら何でも用意することができます。
もちろん大きな部屋に変えることも出来ます。なんでもあり、で。
壁の色はどうですか?暗い色になっているようなら、温か味のある好きな色に
塗り替えましょう。
絵を壁に掛けたり、革張りの大きなゆったりと座れるソファー、寒さを感じて
いるようなら暖炉をつけるといいですね。
写真も飾りましょう。大好きな人たちに囲まれて笑っている写真など。
そのように好きなものに囲まれていると、柔らかい表情になってきているはず。
そして大きな窓からカーテンを開けて、お日様の光を部屋の中に入れましょう。
窓からの景色はどんなものが見えますか?緑いっぱいの森かもしれないし、
さざなみの音が聞こえてきそうな静かな海?
その情景を眺めながら、窓に近づいて新鮮な空気も取り入れましょう。
ソファーに座って、そのリラックスした状態を感じて下さい。
これは落ち込んでしまった時に失っている自分のエネルギーを取り戻す
イマジネーションです。
元気がない時などに使ってみて下さいね。
by 中野 知枝

この記事を書いたカウンセラー

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