ご機嫌の悪い私とのつきあい方

私たちは、ただ生きているだけで、いろんなことを感じるようにできています。
例えば、目の前にマグカップに注がれた、熱いコーヒーが運ばれてきたら、
「熱そうだなヽ(´o`;」
「美味しそう♪( ´▽`)」
「多過ぎるよ(; ̄ェ ̄)」
「舌を火傷したら痛いぞ( ;´Д`)」
「可愛いカップね(((o(*゚▽゚*)o)))」
こんなふうに勝手にいろいろ思うものですよね。
そして、勝手にいろいろ感じます。
「こんなに熱いの、気が利かないな」
「美味しいコーヒーありがとう。優しいなぁ」
今の心の状態や、もしかしたら、過去の記憶や習慣などから、目の前のコーヒーに対して、いい気分になってみたり、逆に機嫌を損ねてみたりしています。
大きな感情が出てきて、振り回されてしまうようなこともあれば、ただ、ふっと浮かんで消えていくようなものもあります。
私たち自身も、いちいち全部キャッチできないくらい、たくさんの感情が、勝手に出てきているのです。
「人は、感情の生き物」
なんて言われるのも、そのせいです。
感情は、そうやって勝手に、コントロールしようにも、あまりうまくいかないほどにどんどん湧いているものですが、それを、キャッチして感じているかどうかには、やはり個人差があるようです。
例えば、女性は、自分の機嫌にとても敏感だと言われています。
気分よく過ごせるよう、工夫したりします。
女性には生理があって、明らかにめんどくさい時期が毎月ありますよね。体調が悪くなったりすることもありますし、気分が落ち込んでみたり、イライラとご機嫌が悪い私をもてあますなんてことも、しょっちゅうあります。
でも、その機嫌がケロリと直ることも、女性はよく知っています。
生理が終わると気分がいいというのも、毎月経験するわけです。
それに、機嫌が悪い時でも、おやつを食べるとご機嫌になるとか、優しい言葉をかけてもらうと、笑顔になっちゃうとか、一瞬で、簡単に気分が変わることがあるのを知っているので、女性は、自分の機嫌を取ることも上手なんですね。
ところが、男性は、ちょっとこれが苦手のようです。
自分のご機嫌に注意を払うということも、あまりしませんよね。どちらかと言えば、つねに冷静沈着であることを目指しているように見えます。
男性が外で戦うイメージは、現代も、戦国武将の頃も、狩猟民族だった時代も、よく似ています。
そうすると、自分の感情に振り回されていては、危険なわけですから、男性がいつも安定志向なのもわかる気がします。
しかしながら、そんな男性も、自覚はないけれど、これをしていると「楽」とか「楽しい」と感じることをしに出かけることはあります。
例えば、休みになると、とても勝ってばかりいるわけではなさそうなパチンコに、いそいそ出かける夫を、何が楽しいのかと不思議に思う妻・・よくある光景です。
これも、心のメンテナンスに一役買っているとも言えそうです。
おそらく夫にとっては、パチンコをしている間、「楽」とか「楽しい」とか感じているからなんです。
ひとりになれることで「楽」なのかもしれませんし、ひとつのことに没頭できることで「楽しい」と感じているのかもしれません。
私たちは、思考を止める時間を持てたり、リセット出来ることをすると、スッキリしますよね。
同じことばかり、長い時間続けているところに、休憩を入れると効率が上がるみたいに。
夫のパチンコも、目的としては同じ。かもしれませんが、目新しいものや、旬が好きな女性には、同じことをじっくりずっと続ける男性が不思議に思えるようです。
男性がひとりになる時間を取り上げてしまうのは、そこに、私たち女性も同じように求めている「自分をご機嫌にする」要素があるとすれば、おすすめできませんが、でも、もし妻が寂しくなってしまうほど、夫が出かけてしまうようなら、何か他の方法で、一緒に楽しめるものや、リラックスして楽になるものを体験させてあげるのもよいかもしれません。
お腹を満たせばよい食事も、眠れさえすればよい宿も、女性ならではのこだわりで選んだり、ゆったりと味わう体験を一緒にすることで、「楽」とか「楽しい」というのは、他にも方法があることを教えてあげるのはよいのでははいでしょうか。
また逆に、男性の楽しみ方を研究するのも面白いかもしれません。全く違う感覚の中で、楽さや楽しさを味わっているのを観察するのです。
それが、妻の楽しみになるかどうかは、わかりませんけれど。
暑い日々、忙しい毎日の中で、それでも、自分を健康にしたり、ご機嫌にしておくためのものは、うまく日常に取り入れていきたいものですよね。さあ、この夏、何をしてみましょうか。ひとりでも、誰かとでも、ご機嫌な夏をお過ごしくださいね。
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この記事を書いたカウンセラー

About Author

池尾 千里

「自分らしく自分の人生を生きることに、もっとこだわってもいい。好きなことをもっとたくさんして、もっと幸せになっていい。」 そんな想いから恋愛・夫婦関係などのパートナーシッップを始め、職場、ママ友などの人間関係、子育てに関する問題など、経験に基づいたカウンセリングを提供している。