私にとっての「豊かさ」

みなさんにとっての「豊かさ」とは、どんなことでしょうか。
お金をたくさん持つことでしょうか。
幸せなパートナーシップを育むことでしょうか。
それとも、自分のキャリアを積み、地位や名誉を得ることでしょうか。
私にとっての「豊かさ」とは、私が幸せを号泣するほど喜べる仲間がたくさんいること、そして、私の幸せを号泣するほど喜んでくれる仲間もたくさんいることです。
私は感受性が強い方なので、映画やドラマに感情移入し、ほろりと泣くことは多々あります。
特に大人になってからは、 ” ハチ公物語 ” のように動物が健気に人を愛する姿や、” はじめてのおつかい ” のように一生懸命に小さい子どもが頑張る姿を見て、泣くことが増えたように思います。
友達の子どもが参加する小学校の運動会に行った時も、クラス別対抗のリレーを見て泣いてる自分がいました。
正直、いくらなんでも涙腺弱すぎるのでは…と思いました(笑)
それぐらい、私はよく泣くのです。
でも、身近な人の幸せを泣くほど喜んだ経験はありませんでした。
もちろん、「よかったなぁ」とか、「幸せそうで何よりだな」とは思ったことはあります。
でも、泣いたことはありませんでした。
私は本格的に心理学を学び始めて、今年で丸5年が経つんですね。その間、たくさんの出会いがありました。
おかげさまで、たくさんの友達もできました。
弊社の母体である、神戸メンタルサービスのカウンセラー養成スクールでは、受講生時代にたくさんの臨床経験を積むんですね。受講生でグループを作り、実習形式でいろんな課題に取り組んだりもします。
その中で、友達の生い立ちや、過去に辛い経験があった話など、プライベートな話を聞く機会がとても多いのです。
そして、その辛い過去を乗り越え、幸せになっていく友達の話を聞く機会や、実際に結婚式に出席してお祝いする機会もとても多いのです。
失恋して人生に絶望していた友達が、また人を好きになり、結婚し、親になる。そんなドラマのようなことが、私のまわりでは往々にして起こります。
「もうずっとこの先、私は1人なのかもしれない…」と言っていた友達が、「彼に出会って、もう一度人を愛してもいいかなと思えるようになった」と照れくさそうに話してくれたことがありました。
私は彼女が辛い思いをしていた時期の話を何度も聞いたことがあったので、パートナーと幸せになることがその子にとってどういうことなのか、どんなに幸せなことなのかがよくわかったのです。
だからこそ、本当に嬉しくて、自然と涙が溢れてきました。
そんな時、友達の幸せで泣ける私の人生は、本当に豊かになったなぁとしみじみ思います。
私は学生時代、いじめられていた経験があります。
蔑まれたり、虐げられたことも沢山ありました。
ですから、そんな私にとって、ここまで幸せを喜べる仲間ができたことは奇跡に他ならないのです。
私も、これから先の人生、幸せな出来事がやってくるたびに仲間が喜んでくれると思います。
それは、それだけ日々私の幸せを願ってくれていることを知っているからです。
そのことを想うだけで、嬉しくて涙が出てきます。
ですから私は、私の幸せを願ってくれる人のためにも、毎日幸せに生きようと日々思っています。
あなたの幸せは、あなただけの幸せではありません。
あなたの幸せは、あなたの幸せを願ってきた人の幸せでもあるのです。
どうか、あなたの毎日が幸せでありますように。
私もあなたの幸せを心から願っています。
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この記事を書いたカウンセラー

About Author

にしむら みく

コミュニケーションの問題の改善、クライアントが本来持っている才能を引き出すことを得意とする。心理分析や解説など、説明のわかりやすさには定評がある。明るく親しみやすい雰囲気と、論理的な思考をあわせ持つため、幅広い世代(10代〜70代)に支持され、LGBTの方からの相談も多い。