昔の記憶とシンクロで、マイブームがやって来た! ~2016年大河ドラマ『真田丸』より~

こんにちは、建部かずのぶです。
毎年、NHKで放送されている大河ドラマ。
今年は『真田丸』ですね。
このコラムの読者で、毎週のお楽しみにしている方もいらっしゃるでしょうか?
私は、元々両親が大河ドラマ好きだったので、子どもの頃は毎回見ていたのですね。
でも、年齢とともにあまり見なくなりました。
中高生になり、親と一緒にテレビを見なくなったことがキッカケだったように思います。
特に、恋の話が出てきたら、なんか照れくさかったですし(//∇//)
そうそう、書きながら思い出しました!
高校生のときに、仲良くなりかけた女の子がいたんですが、
彼女の家の事情で、他県に引っ越して転校しちゃったんですね。
この出来事をどうにも整理できず、ずるずると引きずっていたのです・・・。
この出来事があってから、さらに恋愛モノを見なくなってしまいました。
以来、話題の作品があっても、周りにそういう話があっても、
日曜日のこの時間帯にテレビを見ることもなく、気にも留めてなかったんですよね。
ところが、『真田丸』が決まった時には、妙に気になってしまったのです。
幼い頃に真田十勇士の話を聞いて、どんな話かはよく分からなくても、
真田幸村や猿飛佐助の名前は記憶に残っていました。
また以前に、両腕のない尼僧の大石順教尼の話をブログに書いたこともありましたが、
順教尼ゆかりの地で講演会がある、ということで、数年前に訪ねて行ったのです。
そこは和歌山県の九度山町で、駅前には『真田の縁の地』と書いてありました。
講演会の前に、地元の保存会の方々が鎧姿で登場し、
老若男女で熱演する姿に、真田家を愛する想いがものすごく伝わってきました。
「和歌山だとは聞いていたけど、この街だったんだ。」
大石順教尼の縁者の方々とのご縁とともに、尊い思いを感じたのでした。
幼い頃のちっちゃな記憶と、真田家の名前を見かける機会が続いた直後。
一昨年ですが、2016年の大河ドラマに真田家が取り上げられるというニュースが飛び込んできました。
真っ先に思ったのが、「九度山の保存会の方々、おめでとう!!」
私の知る、真田家ゆかりの場所が、次々と頭に浮かんでいました。
ただそのニュースを目にしたあとは、ほぼそれっきり状態だったのですが、
今年に入り、『真田丸』が始まる直前に、たまたまテレビでその予告を見てしまったのです。
その日はちょうど家に居たので、テレビを付ければそのまま見られます。
昔から、大河ドラマを見る習慣がなかったという奥さまと、超久々に大河ドラマの私。
どことなーく、怖いモノ見たさのような雰囲気から、2人で第一話を見ました。
実のところ、最初は「それっきりかも?」とも思っていたのですが、
「おいおい~」と言いたくなる場面や、「ええっ!?」と驚かされる展開の連続で、
様々な”欲”に飲み込まれる人間模様もあり、毎回ググッと引き込まれていきます。
真田家の人々もですが、脇役のキャラクターの強さもあってか、いつの間にかハマってしまい、
今では欠かさず『真田丸』を見るようになりました。
番組の最後に、登場人物ゆかりの地を解説するVTRも放送しますが、
その土地それぞれに、悠久の時の流れを感じます。
戦国から江戸時代を生き抜く真田家と、城跡だけ残して滅んでしまった武将たち。
そしてその生き様をテレビの画面で眺めている自分に、見終わってから軽いギャップを感じるのです。
過去の歴史の重みを知り、彼らの志を感じ取りながら「今、このとき」を大切に。
一話ごとに、深い深い奥行きを発見してしまいます。
一年を通して放送される『真田丸』は中盤を超えて、話がどんどん進んで行きます。
栄華と凋落が繰り返される時代を、無我夢中で生き延びようと奮闘する人々を描く大河ドラマに、
これからも目が離せない私なのでした。
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この記事を書いたカウンセラー

About Author

奥さん大好きの仲良し夫婦のカウンセラー。年々親密さが増し、パートナーシップを進化させている。 育った環境から1人ぼっちも平気だが、垣根が低いフレンドリーさもある。 繊細さや直感力を言語化できるともお客様から評判である。様々な経験に基づいたカウンセリングは、実践向けとも言われている。