忙しいとお皿が割れる?!

あれもしなくちゃ
これもしなくちゃ
そういえば、あれも。
なんて、やることがいっぱいの時ってあります。
いつも何かやらなくてはいけないリストが、頭から離れなくて、優先順位を更新しまくっている超忙しい頭の中。
そんな時、私は、食器を盛大に割ってしまいます。
わざとじゃありません。
恐らく手についていないのでしょう。
夕食の後のキッチンで、一刻も早くこの洗い物を終えてしまいたい!などと思いながら、ものすごい勢いで洗っているせいですね。つるっと滑って、ガシャンっ!
下に置いてあった食器とぶつかって、1つでは済まないことも多く。泡だらけの割れた食器を片付ける羽目に・・
こんなこともあります。
とにかく急いでいるせいで、勢いがついていて、でも、手についていないの、思いっきり放り投げてしまうのです。
びっくりするほど遠くまで、コップが飛んで行ったことがあります。
時に、真っ二つに、
時に、粉々になる食器を片付ける時の気持ち。
勢いづいたついでに、キーっ!!と腹が立つこともあれば、
仕事を自分で増やしている自分に、呆れるやら、がっかりするやらで悲しくなってしまうこともあります。
みなさんにも、ご経験があるかもしれませんね。
でも、食器って、案外割れないものです。
割れ物ですけど、週に1回も割りませんよね。月に1回も割らないかも。
でも、割れる時がある。
どうやらそれは、頭が忙しくて、手も忙しくて、余裕がなくなっている時が多いらしいと、ある時気がついたのです。
それから、私は、食器が割れた時、こう思うことにしました。
「おっと、私、余裕がなくなっているらしい。」
「ひと息入れよう。」
このやり方を採用してみたら、こんなメリットがありました。
正気に戻る。
はっと、我に返るわけですね。
それも、結構一瞬で。
ガシャンっ!という音と共に。
忙しさが減るわけではありません。
むしろ増えています。
でも、割れた破片を、手を切らないように、拾い忘れがないように、注意深く片付ける時間。
頭の中の「やることリスト」からは、束の間、離れることができているともいえます。
大忙しだった手も、さっきよりはゆっくりになっています。
キーっとなっていても、それはそれで、張り詰めていた感情のガス抜きになります。
「もういやになっちゃう」と、ポロリとこぼれた涙も、心を少しすっきりさせるものです。
そのくらい、いっぱいにがんばってたんだなーと気がついてあげることができます。
超忙しければ、しっかりOFFにする必要がある。
そのことを、つい忘れてしまうんですよね。
緊張状態のせいで、ゆるみにくくなっているともいえます。
でも本当は、お皿を割って、正気に戻るなんてやり方よりも、もっといい方法があります。
それは「小さなゴール」をたくさん作ることです。
私たちは、がんばっている時、がんばっていることを忘れてしまうことがあります。
アドレナリン全開で、ハイテンションでやっている時でも、やらなくちゃいけないと義務感いっぱいでやっている時でも、踏ん張っている私たちは、力が入り、緊張状態です。
歯をくいしばって、硬くなっています。
意図的に作った「小さなゴール」は、その状態が続くのを休ませるためのものです。
一旦休憩する。ご褒美をあげたり、ゆるめるためのマッサージをご自身にあげたりします。
少し硬くなっているだけだったら、ゆるめるのは比較的簡単でしょう。
少し疲れているだけなら、そんなに長くお休みしなくても回復できるでしょう。
ご褒美を味わう余裕があるうちに、それをするとよいのです。
ゴールの設定は、そんな間隔にしておくのがちょうどいいようです。
お皿が割れることで、意外なセルフセラピー効果のお話をさせていただきましたが、もっと早く「私、疲れてるかも!」って気がついて、ちゃんと休むことを怠らなければ、一番効率良く頑張ることができるとも言えるかもしれません。
頑張ったら休む、当たり前なことですけれど、忘れないよう、みなさんもお試しくださいませ。
長い人生、忙しい日常、
休み休み、ひと息いれながら、いきましょう。
池尾千里のプロフィールへ>>>

この記事を書いたカウンセラー

About Author

「自分らしく自分の人生を生きることに、もっとこだわってもいい。好きなことをもっとたくさんして、もっと幸せになっていい。」 そんな想いから恋愛・夫婦関係などのパートナーシッップを始め、職場、ママ友などの人間関係、子育てに関する問題など、経験に基づいたカウンセリングを提供している。