健康志向と歳をとったなーという感覚。

私は、普段、菜食主義と言う程でも無いのですが、肉はあまり食べない方です。
普段の食事は、肉よりもどちらかといえば魚が多いのですが、最近は、魚も減らし、より菜食に近づいている気がします。
(質素になってきたと言えるかもしれません。)
学生の頃なんかは、ビックマックとガストのハンバーグが大好きだったりしておりまして、その頃から考えたらとんでもない変化だなとも思っています。
昔からの変化と言うのは、他にもいろいろありまして、学生の頃はパチンコも大好きだし、車もスポーツカーに乗っていました。
でも今は、ギャンブル的な事に興味が無くなったり、スポーツカーに興味が無くなったりしています。
我慢とかでは無いんです。
単に興味の対象で無くなったという感じなんです。
自分では、こういった変化をとても良い事だと感じています。
心が穏やかになっていっているといいますか、落ち着いてきているといいますか。
けれども、この事を友人に話すと、さくっと一言。
「歳、とったんだね。」
と。。。
自分では、自分の心が癒され、心が穏やかに落ち着いてきたものかと思っていたのですが。。。
確かに、よくよく考えてみれば、菜食主義で、ギャンブルもスポーツカーも興味が無いなんて、どちらかと言えば、おじいちゃんっぽい!
でも、(自分の場合大した事ないですが)ギラギラしていて、野望と言うか欲望の多かった若い頃は、心がいつも何かを求め、確かに若いし行動力もあったりする訳ですが、その頃と今とどちらが幸せかと言えば、それは今の方が断然幸せだと感じています。
若い頃は、歳をとるというのは、体も衰えるし、あまりいい事だとは思っていませんでした。
どちらかと言えば、嫌だなーって感じです。
でも、歳をとるごとに心が落ち着いてくるならば、歳をとるのも悪くないものかもと最近は思っています。
他にも考え方もずいぶん変わってきたと思っています。
ちょっと前までは、人より優秀で、仕事も出来る方がいいものだと思っていました。
苦手があればチャレンジして乗り越えようとか、克服しようとか。
そんなことばかり考えていたような気がします。
もちろん、それは悪い事ではないかもしれませんが、最近は少し考えが変わってきまして、人の事気にせずマイペースでいこうとか、苦手を克服するよりも、もっと好きな事をしようとか、そんな考えが大きなウエイトを占めてきました。
でも、頑張っている人を応援したい気持ちは、逆に強くなったかもしれません。
自分が頑張らない分だけ、頑張っている人と心理的な競争が無くなったので、むしろ思う存分応援できるようになったのかなと思っています。
ずいぶんと、考えが変わったなと思います。
いえ、単に歳をとっただけかもしれません。
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この記事を書いたカウンセラー

1件のコメント

  1. わかる気がします。
    最近、妙にスポーツ観戦して応援することが多くなったのはそういうことだったのか、なんて。昔と比べて行動力が衰えたり、身体的な制限ができたり、残念だな寂しいな不安だなと思うほうが大きくて、まだあんまり穏やかな境地にはなれていないけれど、小倉さんのように齢を重ねることを受け入れて行けるといいなと思いました。