カミングアウトした話

ひた隠しにしている秘密ってありませんか?
今日は、そんなお話です。
私は、システムエンジニアの仕事をしながら、心理カウンセラーをしています。
今まで、心理カウンセラーをしている事は、職場の方々には、言い出すタイミングが無かったというのもありますが、ずっと内緒にしてきていました。
ただ、隠しているのは非常に辛いといいますか、忙しくなってきますと、だんだん隠すのも限界がきまして、ついにカミングアウトしたんです。
理系の方達の職場ですので、あまり理解は示してもらえないかもと思っていたのですが、言ってみると、そんなにびっくりされるような感じでも無く、案外、好意的に受け入れて下さったという感じで、さほど波風も立たず、「なんだ、こんな事ならもっと早く言えばよかった。」という感じでした。
ちなみになんですが、システムエンジニアというのは、いろんな会社の方と打ち合わせをしたりする機会があります。
ある、取引先の担当の方で、仕事の話意外にも、私の事をいろいろ聞いてこられる、ものすごくフレンドリーな方がいらっしゃったんですが、その方、私が心理カウンセラーと言う事を打ち明けたら、しばらくして、「心理カウンセラー、頑張って下さいね。」と、心理学の本をプレゼントして下さったんです。
(なぜかアドラー心理学の本でした。
)
もしかしたら、この方、僕の事好きだったのかもしれません。(男性の方です。
)
また、あるときは、こんな事もありました。
ある会社の社長さんで、仕事の打ち合わせをした後、しばらく雑談っぽくなったんですが、その際、唐突にこう言い出されたんです。
「小倉さんは、心理カウンセラーなんですよね?実は、私、そっちの方にも興味がありまして。。。」
と言われるので、「心理学などに興味をお持ちですか?」と聞いてみたら、
「いえ、その、小倉さん、ラブレターの書き方、教えていらっしゃるんですよね?」
との事。
どうも、ちょうど見て下さったブログに、今年の8月に行った、ラブレターの書き方講座の宣伝が書いてあったのを見て下さったようで、とても興味を持たれていました。
次の打ち合わせでは、ラブレターの書き方のレクチャーなど、その社長さんに頼まれるのかなと思いきや、それ以来、一切話が出ませんので、もう興味は薄れてしまったのかもしれません。
ちょっと安心、かなり残念です。
カミングアウトと言うのは、言うまではドキドキしたりするかもしれませんが、言ってしまえば、気持ちも楽になり、周囲の応援も得られたりで、いいもんだなと思いました。
みなさんも、人に言えなくて心苦しくなってしまっている事ってありませんか?
言えばすっきり出来るかもしれません。
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この記事を書いたカウンセラー