自律と調和のリーダーシップ ~ママさんのイベントから感じたこと~

こんにちは、建部かずのぶです。
奥さまと2人、流れるままに動いている感じなのですが、不思議な事が多すぎる今日この頃です。
引き寄せや言霊など、様々な法則があるようですが、ホンマにそうらしいのかも?
そんな私たちに最近気になっているのが、【リーダーシップ】という言葉。
どちらかと言えば遠い存在に思えたこの世界が、だんだんと身近になってきているように感じています。
子どもの頃からの自分を手放して、大人としての生き方をする。
人生において、これは大きなテーマだとも思います。
昔の日本では、「元服」という形で行われていたようですし、
動物界でも、親が子を突き放すというような分かりやすいやり方がありますよね。
自立には責任が伴います。
自分から動き、思いを発信して、周りを引っ張っていくことが求められます。
私はどちらかと言うと、そういう事はなるべく避けたい!って気持ちが強かったですね。
そんな事をするくらいなら、自分を隠して、自分の気持ちを抑えていよう。
ずっとそんなふうに思っていました。
ただ、どことなく不自由さを感じていたのかも知れません。
自分を隠して・・・なので、人の言動に合わせざるを得ないわけですから。
それが心理学を学び、いろんなプロセスを歩むうちに、
自分の言いたい事を言うようになったり、時には責任を感じる立場になったりと、少しずつ変化してきたように思います。
それとともに自由さがやってきたようにも。
でも、決して肩肘張っているわけではありません。
言う状況になったら言うし、動く時には動く。
そんな感じなのかも知れません。
年初に、ある子育てママさんたちとご縁がありました。
ある講演会で、「会場の方々と仲良くなってみましょう」という時間があり、たまたまちょっとご挨拶をした初対面の方々です。
その方の一人に、『今度私たちもこんなイベントをします。
ぜひスタッフをして下さい!』と言われました。
実は交わしたのはこの言葉だけ。
あまりに不意すぎでしたし、フタを開ければ結構遠方でのイベントです。
「う~ん」と思うところもありましたが、とりあえず流れに乗っておこうと思って了解しました。
しかも動き出しは遅く、私が詳細を知ったのはイベントの直前、という感じでしたが、
スタッフとして参加してみたら、皆さんとてもステキな方々ばかりだったのです。
私に声をかけてくれたリーダーさんを中心に、みんなで考えて、みんながそれぞれの役割を主体的に動いています。
そして、それぞれが自分なりの楽しみ方をしていました。
幼いお子さんを抱えていたり、仕事や家事もしながらだったので、メンバーとして集まることも難しかった様子でした。
でも、個人の事情がありながらも、それぞれに夢を持ち、なんとか時間を作っていました。
私たち夫婦は、一度も皆さんとミーティングをしていなかったので、ほぼぶっつけでイベント当日を迎えました。
主催のリーダーの方はメンバーに指示をして回ることもせず、会場の管理人さんとの見当違いもあって、
「大丈夫なのかな?」と、一抹の不安も感じながらも会場の準備を始めると・・・。
みんなニコニコしながら、あらかじめ決まっていた役割でお互いをサポートをし、気付けば会場ができあがっていました。
やがて時間がきて開場すると、スタッフもお客様に溶け込んでいて、親子参加で来られたお子さんが会場をウロウロ。
託児スペースやこだわり素材のおにぎりの仕込みも素晴らしく、まさにこのチームでしか作れないような空間がそこにあったのでした。
そして私は、その空間にすっかり魅了されてしまったのです。
何か特別な才能に秀でたわけではないけれど、自分の好きなことや得意なことを活かし、苦手なことはそれができる人がサポートをしていました。
他のメンバーと協力しあい、チームとして目標に向かっているので、それだけでお一人おひとりの長所や才能がキラキラと輝いているよう。
軽やかに動き回る皆さんの姿を見ているうちに、自分がだんだんと清々しい気持ちになっていくのを実感しました。
ある意味、新しいリーダーシップの姿というか、小さな理想の世界を見せてもらったような気持ちになったのでした。
結構ゆる~い結束なので、一見バラバラな感じもあるのですが、目標があれば意外としっかりまとまります。
自立さんが集まると、こんなふうになるのかな?
しかも皆さん、現在もいろいろとチャレンジ中のようで、キラキラは更に進化していました!
自分が精一杯関わったことが、誰かの笑顔につながると思えたら、限られた時間をフルに使って自分ができることに集中できるのですね。
そしてそれは「絶対にやらねば!」というパワーというより、ある目標のもと、自分の役割を知ったうえで、周りを見渡して援助しあいながら取り組むので、
「みんなで創っていく!」という気持ちがモチベーションとなり、その結果がより良い形となってメンバーに返ってきます。
お互いを思いやり、尊重しながら、才能を使った助け合いの輪が少しずつ広がって、イキイキした毎日を過ごす人たちがいる社会やコミュニティ。
理想論かも知れませんが、「そんな世の中もいいな~」と、心地よいリーダー像を教えてくれたママさんたちを見て、ついそんな妄想を膨らませてしまう私なのでした☆
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この記事を書いたカウンセラー

About Author

奥さん大好きの仲良し夫婦のカウンセラー。年々親密さが増し、パートナーシップを進化させている。 育った環境から1人ぼっちも平気だが、垣根が低いフレンドリーさもある。 繊細さや直感力を言語化できるともお客様から評判である。様々な経験に基づいたカウンセリングは、実践向けとも言われている。