水曜日の楽しみ

新しい1年が始りましたね。 みなさまは、どんな願いや抱負を思われたのでしょうか。
昨年がどんな1年であっったとしても、心新たにまた1年を始めるという気持ちはとても大切ですよね。
私は今年、もっと頑張りたい、上手くなりたいと思っていることがあります。
それは昨年このコラムにも書いたガムラン(インドネシアの民族楽器・民族音楽)です。
数年ぶりにお稽古を再開した時は、仕事が終わって週に1度、1時間ほどかけてそのスタジオへ行く、みんなの中に入れるかしら?と思っていました。
結局、途中で行かなくなってしまうんじゃないかなあ、なんて思ってたんです。
でも、そんな心配はどこへやら、すっかりハマってしまいました。
楽器は主に青銅でできていてたくさんの種類があるのですが、まだ私が出来る楽器は少なく、また同じ楽器でも曲の種類によって弾き方(叩き方)が違います。
 楽譜はあるのですが、基本のメロディーだけで楽器によって曲によって
叩き方が変わるんです。
(一定のルールに沿って決まってます。

ガムランは、みんなで1曲ごとに楽器を変わって演奏します。
 サロンと呼ばれる鉄琴だったり、ゴングという打楽器、クンダンというタイコなど(他にもまだまだあります)を1時間半の練習の中でトライしていきます。
みんなの音が合わさってひとつの曲を奏でるのは、本当に楽しく、そして音が心地よく響きます。
不思議なことにこの音を聞くと、会社でのイライラを引きずりながら練習に行ったとしても、終わるころには気持ちがなぜかスッキリしています。
心のイライラがまるでこの音色で浄化されたかのようなんですね。だから、どんなに忙しくてもこの練習には行きたい!と思っています。
毎年、クラス内で発表会(のようなもの)をやっているらしく、今はそれに向けての練習です。
 いつもより練習も真剣になるし、今まであまりしたことのない楽器に挑戦するのも楽しいものです。
もちろん、なかなか上手く出来ないと落ち込んだりもするのですが、それでも少し出来るようになった時の嬉しさは格別です。
少しずつ出来る楽器を増やして、簡単な楽器はどれもやれるようになるのが今年の目標です。
このクラスが始って今年で10年めとなるようですが、続けている当初からのメンバーたちは様々な楽器をこなし、みんなとても熱心で、ガムランバカと言えるくらいです。
練習以外にも、先生たちのグループが演奏会となれば裏方で手伝いをしたり、ガムランやジャワ舞踊、ワヤン(影絵)の催しがあれば聞きに行ったり、
見にいったりしています。
そして、ジャワまでガムランを習いに行ったり、聞きに行ったりも・・・。
今年は先生たちがジャワでのレッスンプランを考えているようです。
 普通のツアー旅行ではなかなか行けない場所ので、私も参加する!と思っています。
さて、どうやって休みをとろうかな、と今から思案中です。
さあ、明日(コラムがアップされた翌日)から、新年の練習が始ります。
どの楽器がどれだけ上達できるかな。メンバーたちとワイワイ言いながらガムランの練習に励みたいものです。
みなさまにとっても、何かに夢中になれる1年になりますように。
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この記事を書いたカウンセラー

About Author

自己否定、自己嫌悪、疎外感、自己肯定を得意とする。「その方の心に寄り添い、一番の味方でいること(安心感)」をモットーに、わかりやすい言葉で恋愛問題や対人・自己との関係を紐解き、改善・生き易さへと導いている。  東南アジア2カ国での生活経験もあり、国や文化の違いについても造詣が深い。