最期の瞬間

はい、ナルイヒロミです(*^-^*)
「出過ぎ!」って噂もありますが~、これからもっと出る事になりました(^^)
改めまして、よろしくお願いします。

さて、みなさんは「世にも奇妙な物語り」というTV番組を知っていますか?
最近は、ちょうどこういう番組改変の時期に、スペシャル枠でやってるアレです。
タイトル通り、「奇妙な話」ってのがオムニバスで描かれています。
私は~、結構好きです(^^)
小学生くらいから、そんな話が好きだったので~、こんな大人になりました(^^;)
(どんなんか?は、ご想像におまかせしますね。(^^))

で、今回のタイトル”最後の瞬間”は、その中の1つの話です。
(ご覧になった方!そうです、伊東四郎の話です(^^))
保険の外交員が、ある日突然、”他人の最期の瞬間”が見えてしまうようになる。そんなお話です。
保険の外交員ですから、飛び込みで契約を取ろう!とするのですが、その相手の”最期の瞬間”が見えてしまうんです。
彼は、自分がまるで”死神”になってしまったかのように感じてしまいます。

「人の不安につけこんで、人の命をお金に換算する商売をしてきたから、天罰が下ったんだ~。」

そう、絶望的になります。
そんな彼に、病気で入院している奥さんはこう言います。

「助けてあげる事は出来ないの???
 亡くなって行く人の運命は変えられなくても、その家族を助ける事は、
 出来ないの???」っと。

そして、彼は次々に契約を結びます。
”最期の瞬間”が見える人達と。

ところが、上司から「しばらく休んでくれ。」と言われます。
それも、当然。彼と契約を結んだ人達は、契約から2週間で、何かしらの事故で亡くなってしまうからです。
とても縁起のいいものだとは、思えません。

しかし、彼はある遺された家族の声を偶然聞きく事になります。
それは、彼が”最期の瞬間”を見て、強引にも契約を結んだ警察官の母親でした。
母と子、2人きりだった警察官は、彼が見た”最期の瞬間”の通り、殉職をしてしまいます。
そして、母親の元には、思いもかけない母親名義の保険金が入る事になります。
そのお金は、母親がこの先、生きて行くのに困らない程の金額でした。
「あの子ったら・・・」
そう話す母親の話を漏れ聞きながら、彼は静かに合掌します。

彼のしたことは、間違ってはいなかった。と私も思います。

”去りゆく者”と、”遺される者”、そして”残るもの”。私は、この6月、カナダに2週間程行きます。
それは、チャック・スペザーノ博士のワークショップに出る為です。
勉強しに行く訳ですから、かっこよく(?)「短期留学」とでも言いましょう。
そして、そのお金は、私の父親が”残してくれたもの”です。
(伊東四郎のような外交員さんだったのかは、分かりませんが~(^^;))

私の頭の中で、保険の外交員さんの奥さんの言葉が回っています。
「助ける事は、出来ないの???
 亡くなって行く人の運命は変えられなくても、その人の家族を助けることは
 出来ないの???」
病気や突然死の場合、”遺されたもの”の胸には、大きな穴が空きます。
私は、保険の外交員でも、なんでもありません。
でも、保険がその人達の生活を守るように、私にも何か出来ないだろうか???
その人達を、助けることは出来ないだろうか???

もし、”セラピスト”という仕事で、それが出来るのであれば~、
「私は生涯をかけて、やって行きたい!」
そう、今、思っています。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

恋愛、対人関係、自己啓発、ヴィジョン、ビジネス心理を得意とし、”少しでも楽に・簡単に・シンプルに”をモットーに、分かりやすい心理分析と日常的に無理なく取り組める提案を行っている。 その人本来の輝きや、問題の先にあるヴィジョン(幸せな未来や才能)を引き出すカウンセリングが好評である。