エゴ・プライド・ジレンマ

はい、ナルイヒロミです(*^-^*)

前回<見栄・体裁・プライド・偏見>を書きました~。

読んで貰えたでしょうか?(「まだ」な、あなた!急いで(^^;))

今日は、「その後」のお話です。

私は、結局誰にも”手紙”を送りませんでした。

そして、私宛に届いた手紙を、差出人に返送しました。

”手紙”の内容に「参加する意志のない方は返送して下さい。」とあったからです。

私は「10人」に選ばれた事を嬉しく思っていました。

だからこそ、返送したんだと思います。

「私は”手紙”の主旨に賛成は出来るけど、同意は出来ない。別の誰かにチャンスを与えてあげてね。」

そんな文章と共に私は、彼女宛に¥1000送ったのです。

現金では無く、ちょうど手元にあった音楽ギフトカードを。

現金はなんだか「やらしい」感じがする。でも彼女には成功して貰いたい。

私は、知らない誰かに¥1000送れない。でも彼女が払った分は「無駄ではなかった」と知って貰いたい。

そんなジレンマの中で、その時のナルイヒロミは、そんな形を取りました。

今日、差出人の彼女から手紙が届きました。

私は、彼女の「人間の器」の大きさに、ほれなおしてしまいました(^^)

そして、とても救われたのです。

私は、手紙を返送することで、「彼女を傷付けるのでは?」と思っていました。

「私は参加しないよ。」の意志表示以外に、「手紙を返送」までするのは、彼女を傷付ける”攻撃”になるのではないだろうか?って。

ギフトカードが送られて来た事で、何か気まずい感じにならないだろか?

今、考えると私は「彼女を信頼してるよ」と言いながら送った手紙に、とても”攻撃”を隠していたのかも知れません。

だからこそ、彼女から今日届いた手紙に「救われた~」と感じているのでしょう。

う~ん、こう考えるとイヤなヤツですね、ナルイヒロミは(^^;)

彼女は私からの手紙をとても喜んでくれていました。

そして私が送ったギフトカードも、「何に使おうかな~。」っとまで書いてくれていたのです。

私は今、彼女が手紙を送った「10人」の中に選ばれた事を、とても誇りに思っています。

彼女は言ってました。

「あの”手紙”に関して、いいのか、悪いのかは分からない。でも、いい体験だった。」

私も、そう思います。

そして、私の「”誰かのお金が回り回って、誰かが豊かになる”この手紙の主旨宝くじと、一体何が違うのか?」の疑問にも、彼女なりの一言がありました。

「今の私に言える事がある。

 それは”今の私に入ってくるお金は、ずーっとたどって行けば、私が遭った事も無い人が支払ってくれたお金だ”って事。

 私達は”お金”と言うものを通してつながってるねんなぁ~。って事。

 あの”手紙”に賛成する人、反対する人、参加する人、しない人も、結局同じ事をしている。

 あれは”地球規模で行われてる貨幣流通なんだ”っと私は思いました。

 これに気付いて”あえてやらない人”もいれば、そうじゃない人もいる。

 それが、面白いな。」って。

そして、この言葉が、私のもっと深い疑問を晴らしてくれました。

以前の私なら、間違いなく”なんじゃこりゃ???”って怒って捨ててたと思う。”遭った事も無い誰かに<私の>(ココ、ポイント)お金を送るなんて、絶対出来ん!”って感じだったと思うし、手紙を送って来た友達にも説教をし、誰かが”こんなものでおいしいお金を手に入れるかも知れない。”と考えただけで腹が立ち、自分が参加しない事で”自分にはお金が入らないのだ”と考えて、又、腹が立ち、何者かを恨み、プライドとエゴの中でジレンマに陥る。」
・・・まんま、私の事やん!(^^)

う~ん。「た・か・が手紙、さ・れ・ど手紙」(^^;)

今回も、いろんな事に気付き、そして考えさせられました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

恋愛、対人関係、自己啓発、ヴィジョン、ビジネス心理を得意とし、”少しでも楽に・簡単に・シンプルに”をモットーに、分かりやすい心理分析と日常的に無理なく取り組める提案を行っている。 その人本来の輝きや、問題の先にあるヴィジョン(幸せな未来や才能)を引き出すカウンセリングが好評である。