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■カウンセリングの実際■

 

「恋愛のことで話したいと思って来たんですけど、カウンセリングは初めてなんで、どこから話していったらいいんでしょう?」

 

面談カウンセリングにお越しくださった、川上美歩さん(仮名)は、少々緊張した面持ちで、話し始めました。

 

「どこからでもいいですよ。まとめなくても結構ですし、整理して話さなくても結構ですんで、川上さんの話しやすい話し方で、お話しをしていただければと思いますんで」そう私は答えさせてもらいました。

「えーっとですね・・・」川上さんは、今までの経緯を振り返りながら、

相談したかった内容を話してくれました。

川上さんには、今つきあっている彼氏がいて、
彼氏は、川上さんのことを大切にしてくれていると感じるとのことでした。

 

ただ彼には奥さんがいるとのことでした。

川上さんは、彼から大事にされているということは感じているとのことでしたが、
あいたいときに会えず、電話もこちらからはかけることができず、
彼氏から電話をかかってくるのを待つという、つきあい方がつらいとのことでした。

 

彼に愛されて幸せなときもあるのですが、これからのつきあいを考えると不安にもなると話してくれました。

その為、彼との関係を手放そうと考え初めているそうです。

手放そうと思い初めてるのですが、一歩がふみきれず、その手伝いをして欲しいと話してくれました。

また、川上さんの不倫経験は初めてではなく、今までつきあってきた人は、妻子持ちの方が多く、

 

次の恋愛では、このパターンから抜け出したいと話してくれました。

 

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カウンセリングを進めていき、わかったことが幾つがありました。

川上さんの深層心理には、“結婚が恐い”という思いがありました。

それは、川上さんのご両親が離婚をされていて、両親の離婚に子供のころ傷ついた事が起因していました。

子供にとっては、父親と母親は両方とも血をわけた存在で大切な人たちです。
その二人がいがみ合っていることで、子供のころ大変傷ついたそうでした。
しかも、離婚という結果になったことで、さらに深く傷つきました。

そのことが原因で川上さんの深層心理に、愛する人が離れていく恐怖ができたのでした。

本当に好きな人と結婚をして、“もし、その結婚が壊れてしまったら”ということを心の奥底で恐れるようになったのです。

その為、結婚しなくていい恋愛を深層心理では望んでいました。

頭では、シングルの人との恋愛が良いと思っていたのですが、
彼との付き合い始めに妻子がいるとわかっても別れなかったのは、深層心理にある結婚への恐れが影響していました。

すでに結婚している人との恋愛は、心の奥で結婚しなくていいという安心感を得られる恋愛だったからです。

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彼を手放して、次のステップへの(次の恋愛)に進むために、
次のステップへの恐れをなるべくなくしていきましょうという話をしました。

 

その為、結婚しなくて良い相手を選んでしまう心理を作っている、
心の傷を癒していくことから初めていくことにしました。

 

不倫を手放して、新しい恋愛を手に入れるファーストステップとして、
川上さんと両親との関係について、カウンセリングをしていったのです。

 

川上さんは、両親の離婚はショックだったのですが、
その思いは引きずっておらず、今はなんともないと思っていました。

 

しかし、カウンセリングを進めていくと、
当時の悲しかった思いや、つらかった思いがたくさんでてきました。

 

それは心の奥に抑圧されていた、
当時の悲しい思いや、つらい思いが心の奥底に溜まっていたのでした。

 

川上さんは、たくさん泣きました。

カウンセリングや、セラピーを通して、当時の悲しさや、つらさといった思いを、涙に流して浄化していきました。感情は十分感じていくと、解放されていき癒されるのです。

 

涙を拭いたティッシュの山ができるほど、泣いた川上さんは、すっきりした気持ちになったそうです。

 

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カウンセリングのセカンドステップのテーマは、彼を手放しについてでした。

川上さんには、不倫という恋愛を手放したい思いと、
手放したくないという矛盾した二つの思いが同時にありました。

 

手放したくないという思いにフォーカスを当てていくと、
手放して何もなくなってしまうかもしれない感覚が恐く、手放せなくなっていたようでした。

 

手放していくお手伝いをするために、川上さんに質問をしました。
「もし100%幸せな恋愛があったとしたら、今の恋愛はそのうちの何%くらいを満たしてると思いますか?直感で思い浮かんだ数字を答えてみてもらえませんか?」

すると川上さんは「80%かな」と答えてくれました。

 

「では、残りの20%は何だと思いますか?」と質問させてもらいました。

少し考えたあと、「最終的に私を選んでくれていないことだと思います」と話してくれました。

 

川上さんは、彼は私のことを大切にしてくれているが、私がさみしい思いやつらい思いをしていても、最終的には奥さんが待つ家に帰ってしまう。それは最終的には家族を選んでいるからだと思うと語ってくれました。

 

そして、そのことには気づいていたけど、今まで見ないように蓋をしていた気がすると話してくれました。

 

私は川上さんに100%の幸せを手に入れることを目標にすることを提案しました。

 

今が80%の幸せを手に入れているとしたら、それを手放すには恐れがでます。
100%幸せでなくても、そこそこ幸せだからです。それを手放すには勇気がいります。

ですが、100%の幸せにこだわってみませんか?と提案したのです。

この目標設定は、今の彼を手放すことの意味をつくることでもありました。

手放すことに意味を持てると、手放す勇気がでてくるものです。

 

川上さんは、100%幸せなパートナーシップを手に入れることにコミットをしました。

そして“お昼間に手をつないでデートができるパートナーシップを手に入れたい”と話してくれました。そして泣きました。

 

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彼を手放して100%幸せなパートナーシップを手に入れていくお手伝いとして、
セラピーをしていきました。セラピーではイメージワークをしていきました。

 

イメージワークを進めていくと、“前に進みたい”という思いと、“彼への執着”との葛藤がでてきましたが、
川上さんは葛藤を乗り越えて、100%幸せなパートナーシップを選んでいきました。

 

イメージの中では、彼を手放すさいに「出会ってくれてありがとう」ということを、イメージの中の彼に伝えました。

それは、川上さんの心からの言葉でした。

 

セラピーが終わり、感想を聞くと、
「彼への感情を無理矢理切って手放すのではなく、彼から卒業していくという感じで手放していけそう」と話してくれました。

 

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川上さんは、その後何度か面談カウンセリングに足を運んでくれました。

彼を手放すことができた後は、
彼を手放した後のさみしい気持ちについてご相談にきてくれたり、
新しくできた彼とのことについてご相談にきてくれたりしました。

 

そして初めてお会いしてから3年ほどたったころのことです。

面談カウンセリングに来てくださった川上さんは、
「結婚することになりました」と話してくださったのです。

 

今は幸せな気持ちがいっぱいで、困っていることは無いとのことですが、
結婚することになったことを報告したくて来てくれたそうでした。

結婚することを聞いた私は、「そう、良かったねぇ」と川上さんに言いました。

そう伝えると私の目から涙がでてきました。

 

川上さんが悩んでいたこと、苦しんだ時期を知っているだけにとても嬉しかったのです。

そして初めて出会ったころを振り返り二人で話しました。

「最初は彼を手放す相談でしたよね。結婚するなんて考えられませんでした」
川上さんのその言葉に二人で笑いながら泣きました。その涙は幸せの涙でした。

川上さんお幸せに。

 

カウンセラー原裕輝


(この記事はご本人の了解を得て掲載しています)

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