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大磯理子さん(仮名)

 

「セックスや性的なことに嫌悪感を感じてしまう」という理子さん。
彼女はとてもかわいらしい感じの女性で、彼氏もほとんど切れ間なくいたようです。
今は結婚されてご主人と仲のいい毎日を過ごされていますが、セックスへの抵抗のような、違和感のようなものを感じることが多くなってきました。
このままではセックスレスになってしまうし、何よりもセックス自体が嫌いになってしまうのでは?と感じてカウンセリングにいらっしゃいました。
実はこのセッション以前に仕事の問題で2回ほどカウンセリングを受けられていましたので、今回で通算3回目のカウンセリングとなりました。

 

理子さん:
「エッチそのものは嫌いじゃなくて、好きな方だと思うんです。裸でくっつくのは大好きだし、してあげるのも、してもらうのも嫌いじゃないし。でも、なかなかイクことができないし、エッチそのものに何かいけないことって思いがぬぐえないんです。しかも、彼のことを好きになればなるほど違和感というか、怖いような感じもしてしまうんです」

 

裕幸:
「いけないことのように感じてしまう、という気持ちはずっと前からありました?」

 

理子さん:
「昔からあったような気がします。母親がそういうことにオープンな性格なので、頭では『当たり前のこと』『変なことじゃない』って思うんですけど・・・」

 

裕幸:
「なるほどね。その違和感ってね、どの辺りから感じ始めます?エッチしようって雰囲気になったときからもうありますか?」

 

理子さん:
「そうですね・・・。最初はどっちかというと『嬉しい』って感じです。でも、気持ちよくなり始めると『いけないことしてる』って気持ちが出てくるような感じです」

 

裕幸:
「気持ちが盛り上がってくると、ブレーキがかかってしまうような感じでしょうか?」

 

理子さん:
「そうそう、そんな感じです。だからイクこともできないんでしょうか?」

 

裕幸:
「そういう風に見ることもできると思いますよ。もちろん、他にも原因はあるかもしれないけれどね。そんな違和感を感じたり、いけないことって感じたり、違和感を覚えるのは自分が抱かれているときだけ?例えば映画でそういうシーンがあったりするときは平気?」

 

理子さん:
「映画のシーンとかはどちらかというと好きな方だと思います。ロマンチックだし、自分もしたくなっちゃうときもあります」

 

裕幸:
「そうすると、、、何か自己嫌悪の匂いがちょっと匂いますね〜」

 

理子さん:
「え?私、よく夫からも自己嫌悪が強いって言われて、私もそう思うんですけど、何か関係あるんですか?」

 

裕幸:
「大いにありますよ。自己嫌悪とね、こういう性的な、セクシャリティの部分って繋がっているんですよ。
自己嫌悪のルーツの一つは思春期に自分の体がどんどん変化していく時期にあるんです。胸が大きくなったり、陰毛が生えたり、生理が始まったり、声変わりしたり。そうすると、その変化をすごく意識しますよね。
他の人、特に異性の視線をすごく意識するようになって、いつも自分自身をチェックしてしまいます。いわゆる自意識過剰になるんですね。
中高生になると鏡を見る時間やお風呂に入る時間が長くなりませんでした?それはきれいに見られたい、っていう強い意識の現われなんですよ。でも、それくらい繊細にチェックすると気に入らないところって必ず出てきますよね。
重箱の隅をつつくくらいに自分を見つめるわけですから。そうすると『もうちょっときれいだったら』『もうちょっと胸が大きければ』『ここの形が気に入らない』なんて風にね。」

 

理子さん:
「そういえば、私、自分の体があんまり好きじゃないんですよね。細すぎるというか、色気がないって感じがしてしまうんです。理加さんもすごく細いですけど、何か色っぽい感じがしますよね?けど、私ってそういう部分ってあんまりないんじゃないかっていつも思っちゃうんです」

 

理加:
「理子さんも素敵で、女の私から見ても色っぽいですよ。でも、そう思ってしまうくらい自分のことを否定してしまうみたいですね。実は私も自己嫌悪がすごく強くて、性的なコンプレックスもあったんです。胸が小さいので『こんなに胸が小さかったら誰も好きになってくれない』って真剣に思ってました」

 

理子さん:
「あ、私、今もそう思ってます。それに私、自分の裸が好きになれないんです。お風呂上りに鏡を見ると、何か気持ち悪いような感じがしてしまって」

 

理加:
「理子さん、今まで、痴漢にあったり、性的ないたずらを受けたことってありませんでした?」

 

理子さん:
「どうして分かるんですか?何度かあるんです」

 

理加:
「直感!というとかっこいいですけど、エッチがうまく行かないって感じてて、自己嫌悪が強い方って、そういう経験がトラウマになってることが少なくないんですよ。そんな経験の中で今も強く覚えてる出来事って何かありますか?」

 

理子さん:
「そうなんですか・・・。痴漢は電車に乗ってるときに時々会いましたけど、確かに気持ち悪くてイヤでした。でも、そういうお話を聴いて思い出したんですけど、小さい頃に、多分、4歳とか5歳だったと思うんですけど、お父さんとお母さんがエッチしてるのを見てしまったんだと思うんです。エッチが何かも分からない頃なんですけど、多分夜中だったと思うんですが、目を覚ますといつも一緒に寝てるお母さんがいなくて、お父さんの部屋の方からお母さんの声がしたんです。それで襖をちょこっとあけてみると、お父さんとお母さんが裸になってて。それで、お父さんがものすごく怒って『バカやろう、外に放り出すぞ』って喚いてものすごく怖かったんです。その後、慌てて自分の部屋に戻ってお布団に入って泣いてました。でも、そのことと性的なことに嫌悪してしまうのって関係あるんでしょうか?」

 

裕幸:
「それは、ものすごく怖かったですよね・・・。それが、エッチなことだった、ってことは当時は分からなかったと思うんですよね。多分、大人になってから、後付けでそう解釈したんじゃないでしょうか。でも、お父さんとお母さんが裸になってるってことは分かってるんですよね。何をしてるかは分からないけれど。
それで、その後、ものすごく怒られたわけですから、その“裸である”ということと“怒られて怖い思いをする”ということが感情的にくっついてしまったんじゃないでしょうか。もちろん、そんなに幼い頃の出来頃ですから、思考って働かないですよね。だから、そんな風に感情的にその情景を受け取ってしまうんです。そうするとね、自分が裸になったときに感覚的にその恐れを取り戻すんじゃないかと思うんです。
それに加えて、思春期の頃にセックスなるものを知りますよね。その時に、あのときお父さんとお母さんがセックスをしてたんだ・・・と知るんです。でも、お父さんとお母さんがセックスしてるなんてね、最大のタブーっていってもいいくらい気持ち悪いものですから、そこで性的なモノに対する強い嫌悪感が生まれるんでしょう。
もちろん、それらは意識するかしないかは分からないくらいのものだけれど、この二つの要素があいまってしまったのかな?って感じがします。」

 

理子さん:
「そうだったんですね。確かに、思春期の頃、お父さんを非常に嫌ってましたし。」

 

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セックスの問題、レイプや性的虐待、痴漢の問題など、様々な性的なケースを扱いますが、そのような性的なトラウマを扱う場合には、いつも以上に繊細になりますね。
なかなか人に話せない話題ですし、お客様自身も恥ずかしかったり、抵抗があるのが普通です。
それくらい勇気を持ってお話してくださるわけですし、向き合おうとされているわけですから、できるだけ優しく、ゆっくりとプロセスを進めるようにしています。
時にはセッションの途中で強い抵抗が出てくるときもあります。そこはカウンセラーとすれば、もう一歩深く入って大きな癒しをもたらしたい、と思うところなのですが、そんなときに発せられる「No」のサインを見逃さないように注意しています。
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裕幸:
「それじゃあ、ゆっくりと深呼吸を何度か繰り返してみましょう。そうして、準備ができたら目を瞑ってみてくださいね。
・・・。
そして、ちょっと想像してみて下さいね。タイムマシーンに乗って、あの4歳の夜の自分に会いにいくと思ってください。ゆっくりと時間がさかのぼり、あの日、あの夜の自分の部屋に戻って見ましょう。
・・・。
彼女が夜中に起きて、そして、お母さんを探している様子を思い浮かべてください。
そして、そっとお父さんとお母さんの部屋を襖をあけて覗いているシーンを。
・・・。
そうするとお父さん、お母さんがその子に気付きます。
そして、お父さんがものすごい剣幕で『何してるんだ!バカやろう!外に放りだしてやる!!』と怒鳴る声を聞いてみてください。」

 

理子さん:
「(思わず頭を抱える)」

 

裕幸:
「そして、その4歳の理子さんが慌てて、自分の布団に戻って丸くなります。あなたはただ、その子を見続けてあげてくださいね。
・・・。
そして、お布団に包まっている女の子をイメージしてください。そして、その子をちょっと離れたところから見てあげてくださいね。
彼女は今、お布団に包まってどんな風になっていますか?」

 

理子さん:
「丸くなって、震えています」

 

裕幸:
「それを見ているとどんな気持ちがするでしょう?」

 

理子さん:
「とてもかわいそうな感じがします。何も悪くないのに・・・」

 

裕幸:
「その子の近くにゆっくり近づいてみてください。そして、お布団の上から優しく手を置いて見てください。
・・・。
彼女はどんな様子に感じられますか?」

 

理子さん:
「丸くなって、小さな声で『ごめんなさい、ごめんなさい』って。(涙ながらに)かわいそうに。すごくお父さん、お母さんに申し訳ないって思ってるみたい」

 

裕幸:
「その彼女の気持ちを感じながら、できるだけ優しく彼女の背中をさすってあげて下さい。その子はどうなるでしょう?」

 

理子さん:
「震えは止まりましたが、じっとしています」

 

裕幸:
「じゃあ、ゆっくり、本当にゆっくり、布団をずらしてみてください。彼女はどんな顔をしてあなたを見ていますか?」

 

理子さん:
「・・・。(涙をあふれさせて)涙をいっぱい浮かべて、怯えるように私を見ています。なんだか、すごく不憫でかわいそう、です。」

 

裕幸:
「その子をゆっくりと抱き寄せてあげてもらえますか?そして、あなたの腕で優しく抱きしめてあげてもらえますか?その子はあなたの腕の中でどんな風になっていますか?」

 

理子さん:
「震えています。ぎゅーっと私の服を掴んで。何も悪くないのに。不憫で、不憫で仕方がないです・・・」

 

裕幸:
「でも、その子は自分が悪いことをしてしまったような気がしているんですよね?その子の耳元でこうささやいてもらえますか?『お父さん、お母さんにすごく悪いことをしてしまったと思ってるの?』って。その子はどんな反応をしますか?」

 

理子さん:
「小さく頷いています。ずっと震えてます。どうしたらいいんでしょう?」

 

裕幸:
「優しく優しくその背中を撫でてあげてくれませんか?そして、こう伝えてあげてもらえるでしょうか?『怖かったね、怖かったね。もう大丈夫よ」って。」

 

理子さん:
「(たくさん涙を流しながら)怖かったね、怖かったね。もう大丈夫よ。もう大丈夫だからね」

 

裕幸:
「続けて、こう言ってあげて下さいませんか。『あなたは何も悪くないよ』って。できるだけ、優しく、ね」

 

理子さん:
「あなたは悪くないよ。あなたは悪くないよ。大丈夫、大丈夫」

 

裕幸:
「今、その子はあなたの腕の中でどんな風になっているでしょうか?」

 

理子さん:
「少し落ち着いたみたい」

 

裕幸:
「今、お父さんとお母さんはどこにいるでしょうか?」

 

理子さん:
「たぶん、父と母の部屋にいると思います」

 

裕幸:
「じゃあ、その子の手を取って、お父さんとお母さんの部屋に行って見ましょう。ゆっくり襖をあけて、その部屋に入ってみてください。お父さんとお母さんは今どんな顔をして、4歳の娘を見つめていますか?そして、ちっちゃな理子ちゃんはどんな顔をしてお父さん、お母さんを見てますか?」

 

理子さん:
「お母さんはものすごく申し訳なさそうな顔をしています。お父さんは俯いています。怒ってはいないみたい。小さな私は・・・、すごく怖がって、でも、申し訳なさそうな顔をしています」

 

裕幸:
「そうしたら、その子にこういわせてあげてくださいね。『お父さん、お母さん、ごめんなさい。ごめんなさい』って。何度も何度も。その子はどんな風にその言葉を伝えてますか?」

 

理子さん:
「(大粒の涙を浮かべて)小さな、かすれた声で、俯きながら言ってます」

 

裕幸:
「それはお父さん、お母さんの耳に届いたでしょうか?もし、届いたのなら、お父さん、お母さんはどんな表情をしていますか?」

 

理子さん:
「届いたみたい。お母さんは泣き出しそうです。お父さんは俯いているけど、申し訳ないような様子です」

 

裕幸:
「じゃあ、理子ちゃんに大きな声で『お父さん、お母さん、ごめんなさい』て叫ばせてあげてください。何度も何度も。そして、こう言わせてあげてください。『お父さん、理子を捨てないで』と。その声を見て、お父さん、お母さんはどんな様子でしょう?」

 

理子さん:
「(頷きながら、涙を流しながら)お母さんは泣いてます。お父さんは、俯いたまま、じっと唇をかんでいます。小さな私は泣きながら叫んでます」

 

裕幸:
「じゃあ、理子ちゃんにこういわせてあげてください。『お父さん、お母さん、だっこして』って。そして、二人にだっこしてもらってください。
・・・。
3人は今、どんな様子でしょうか?」

 

理子さん:
「お母さんは何度も『ごめんね、ごめんね』って言ってます。ちっちゃな私はいっぱい泣いてます。『ごめんなさい』って言いながら。お父さんは、唇をかみながら、だっこしてくれています」

 

裕幸:
「その様子をただ見てあげてください。どんな気持ちになるでしょう?」

 

理子さん:
「(とめどなく流れる涙を拭きながら)良かったな、って。ほんとに良かったって」

 

裕幸:
「そうして、あなたはお母さんの声を聞いてもらえますか?『理子、こっちへおいで』って声を。そして、あなたもお父さんとお母さんに抱いてもらってくれませんか?」

 

理子さん:
「(わっと涙を流して、ご両親に近づきます)」

 

裕幸:
「そして、お父さん、お母さんの腕に抱かれながら、その手を感じてみて下さい。お父さんの大きな力強い手があなたの頭をなでてくれています。お母さんの柔らかくて、優しい手があなたの背中をさすってくれています。ただ、それを感じてみてもらえませんか?
・・・。
そして、お父さん、お母さんにこう言ってみて下さい。
『お父さん、お母さん、ごめんなさい。ごめんなさい』って。
何度も何度も叫んでみてください。」

 

理子さん:
「(泣きじゃくりながら)ごめんなさい、お父さん、ごめんなさい、お母さん、ごめんなさい。ごめんなさい」

 

裕幸:
「そのまま、ゆっくりとお父さん、お母さんに抱かれていてください。あなたのその罪悪感が癒されるように、お父さん、お母さんの罪悪感が流れていくように」

 

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セッション後、彼女は憑き物の取れたような表情をしていました。
ゆっくりと目を開けて頂いて、ぼーっとして何も考えられないという彼女に、少し自分自身を感じて頂きました。
今の私、女の私。
成長して、結婚して、成熟した女の私。
理加に背中や手を優しくなでてもらいながら胸とお腹に手を当てて頂き、大きく呼吸をしながら、その感覚をゆっくりと体に馴染ませていきます。
彼女はちょっと吐息を漏らしながら、少し色っぽい大人の女性の目付きに変わっていきます。

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裕幸:
「すっきりしたでしょ?」

 

理子さん:
「はい。なんでこれだけのことで?という感じです。でも、何も考えられません」

 

裕幸:
「今は、そのまま、今の自分を感じていてください。今日はゆっくりお休みくださいね。そして、また何日か経ったらメールでも送って下さいな」

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その後、彼女からメールを頂きました。
個人的な内容が多いので、ここではセッションに関する部分だけをご紹介させていただきます。

「あの日、ずーっとぼうっとしていたんです。主人が迎えに来てくれて良かったと思いました。主人は私を見るなり『なんか、えらく大人っぽい目をしてるでー。いいカウンセリングやったんやな』と言ってくれました。そしたら、なぜかすごくほっとして、主人に抱きついてしまったんです。その日はすごく疲れていたんだけど、面談の効果を試してみたくてエッチしてみたんです。そしたら、いつもブレーキがかかるようなところで、どんどん気持ち良くなってしまって、後はあんまり良く覚えていないんです。でも、主人のことが今まで以上にすごくいとおしくて、終わったあともいつまでもこのまま居たいって初めて思いました。後から主人に聞くと『いつもと全然違ってたでー。めっちゃ、良かったわ』って言われてしまいました(あーすごく恥ずかしいです。でも、ぜひお伝えしたかったので)。このまま、こんなエッチがいつも出来るといいな、と思います。」

 

(この記事はご本人の了解を得て掲載しています)


根本裕幸&理加

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