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2002年2月26日

●心のサインに気付いていますか?

僕にはお昼休みに毎日のように通うカフェがあります。
そのカフェは「店内禁煙」のため、愛煙家の僕は店の外に設けられたテラス席で午後のひとときを過ごすわけです。
寒いときはブランケットを借りて、ぼーっと空を見たり、街行く人を見てたりします。
結構その時間は大切で、その過ごし方如何で午後の仕事の調子が変わってくるってくらいなものです。

最近、2月も終わりに差し掛かってきて、徐々に日差しがしっかり強くなってきたのを感じます。
大阪は雪も積もりませんし、最低気温が氷点下になることだって滅多にない温かい土地柄なのですが、まだまだ2月。外で一服するには少し勇気が要るようで、僕の他にはあまり同じように屋外のテラスでタバコを吹かす人はあまり見かけません。

12時を回ったくらいからビルに隠れていた太陽が顔を出して、ちょうど座っている僕の足元から徐々に照らし始めるんですね。
その日差しは何故かとても温かくて、気持ちいいんです。
少し冷たい空気に、あったかい光。
寒い真冬に露天風呂に浸かる気持ちよさもありますが、それよりももっと柔らかな繊細な気持ちよさです。小さな幸せって言っても大げさじゃないと思うくらいです。

よく2月でまだ冬だと思っているときに、春の植物が芽を吹き出したり、春の昆虫がいそいそと土の中から出てくるってニュースや話を聞いたことがありましたが、その植物や昆虫の気持ちが今年の僕はとても理解できます。

だから、最近の僕は昼休みのたびに「春やなあ」とつぶやいています。
おじいさんみたいやけどね(笑)
季節を先取りしたようで嬉しくなって、今からどこに遊びに行こうかを考えてしまいます。

実は僕たちの心もそんな『先取りサイン』があちこちから出ています。
例えば失恋、例えば仕事上のミス、例えば戦争、その芽は実際にそれが起こるよりも少し前に何らかのサインとして僕たちの心から絶えず発せられています。
逆に自分の成長や問題を乗り越えるときも同じで、まだ悩みが晴れないうちに実は何らかの光が見えてきます。

でも、多くの人はそれに気付かないのかもしれませんし、また、そのサインに気づいたとしても「まあ、いいか」とか「そんなことないよな」って否定したり、抑圧したりしてしまいます。
だから、多く問題が起きたときに「やっぱり・・・」って思うわけです。

例えば恋愛で、今彼女ととても上手く行ってるけど、なんだか最近微妙に歯車がずれているような感覚を覚えることがあります。
それは「今まではこんなこと無かったのにな」と感じられることが一番多いでしょう。
意見のすれ違い、待ち合わせのすれ違い、ちょっとした諍い。
多くはほんの小さな出来事です。
でも、多くの人はそれを心のサインとは思わずに「まあ、そういうときもあるよな」とか「今はとてもうまく行ってるんだし」って勝手に解釈してしまい、あまり注目しないのかもしれません。

確かにそういう場合だってあるので、そんなに繊細になる必要はないでしょう。
でも、先週よりも今週の方がそう感じる回数が増えたり、度合いが大きくなったとしたら、何か二人の関係が微妙にずれ始めている証拠だと思ってみた方が、大きな災害を招かずに済む一つの方法だと思います。
その大きな災害の中で交わされる議論のテーマも、今感じている微妙な変化のテーマも実は同じものですから。
集中砲火の飛び交う中で解決策を見つけるよりも、温かい紅茶でも飲みながら話合う方が楽しいとは思いませんか?

わざわざ問題を見るのは、粗を探しているようで最初は気分悪いかもしれません。
でも、そこは思い切って彼女にそれをコミュニケーションしてみるのもいいでしょう。
彼女もそれを敏感に察知してるかもしれないし、気づいていなかったとしても、「これからの話」ってことで上手くお互いの気持ちを整理できるかもしれません。

その微妙なずれは、二人の関係が発展する時期に来ている証拠です。
知らないうちに心に不満や我慢が溜まってるのかもしれません。
言いたいけど言えずにいることがあるのかもしれません。
それを乗り越えて、より太い絆を作るときなんです。

先送りしても同じことですよね。
「ま、いいか」って放っておいても勝手に春はやってきます。
来るのが春なら嬉しいけど、大喧嘩や大失態では後が大変です。
ならば、余裕がある今のうちに何らかの手を打っておくほうがはるかに楽に成長していけるでしょう。

僕たちの心が発する変化のサイン。
見逃さずにいたいものですね。

根本 裕幸

投稿者 csadmin : 09:54

2002年2月19日

●魅力的な人になるには?

皆さんは「魅力的な人」と聞いてどんな人を思い浮かべますか?

いつも楽しそうにしている人。いきいきと仕事をしている人。笑顔がいい人。
何となく温かみを感じる人。人懐っこくて親しみやすい人。おもしろい人。
努力をしている人。誠実な人。一緒にいると落ち着く人。。。
魅力って、一言ではいい現わせないくらい色んな魅力があると思います。

テレビを見ているといろんな芸能人が毎日出ています。
引っ張りだこになっている芸能人を見ていると確かにおもしろかったり、何かハッと惹きつけられるものがあります。
でも中にはあまりパッとしない人達もいます。
売れっ子の芸能人とそうでない芸能人では何が違うんだろうなー?と思って見ていたら気づいたことがありました。

売れっ子の人は、ものすごくいきいきしています。とってもオープンで、楽で、楽しそうです。なんていうか、ありのまんまの等身大の自分を出している感じです。
見ていてすごく親近感を覚えるんです。
一方、いまいちだな。。と思う人は何か自分を作っている感じがします。
自分を表現しているというよりは、自分がどう見られているかに意識がいっているような感じです。どう評価されるかに頭が一杯で、あまり楽しそうに見えません。
これって何も芸能人だけじゃないよなと思いました。

身近な人に当てはめて考えてみると、例えば職場で、あの人いい感じだな。って思う人は気楽な感じで自分を表現している人が多いように思います。

こう書いてしまうと、なんかいつも明るくてハキハキしていないと魅力的じゃないの?って思ってしまいがちですが、私が言いたいのはそうではないんです。
どちらかと言えば静かなタイプの人だって、魅力的な人はたくさんいます。
明るくてハキハキとしていることが良いのではなくて、どれだけ等身大の自分でいられるか?ってことが魅力の秘訣だと思うんです。
周りからこう見られたいから、こう演ずるではなくて、自分の持っている個性をどれだけ表現できるか?ってことなんじゃないかなと思うんです。
個性って逆にいうと、それぞれが持って生まれた性質そのまんまだと思うんです。
それをあっけらかーんと、「私ってこういう人やねん」と表現できたら、とっても魅力的だと思います。
この人はこういう人なんだ。ということが分かりやすければ、周りの人は安心して親近感を覚えると思うんです。

でも、自分を表現することって結構勇気がいりますよね?
自分に自信がなかったりするとなおさら。。

じゃあ、どうやって自信をつけていけばいいんでしょう?
私は、自分のことを好きになることだと思います。
自分を好きになるには??
自分でこういう時のわたしが好き。こうやっている自分が好き。と思える機会を増やしていくことじゃないでしょうか?

『I love myself !!』
なかなかこうは思えないかもしれませんが、私が魅力的な人やなぁって感じる人はこういう匂いがプ〜ンとします。

私ももっと、あっけらかーんとした「I love myself」と言えるような自分にどんどんなっていきたいです。

根本 理加

投稿者 csadmin : 09:53

2002年2月12日

●ちょこれいと

「好きな人がいるんです!!!」

「バレンタインデーにチョコレートを思うんですが喜んでくれると思いかすか?」
という相談をよくされます。とてもよくされます。めちゃくちゃされます。
あぁ、もうそんな時期なんだと思う程毎年こんな質問をしてくださいます。

バレンタインデーそれは、 恋する乙女には命がけのイベントです。
(ご相談をしてくださる乙女は10代〜50代と幅ひろいですが・・・)
チョコレートと一緒に練りこんだ私の愛を受け取ってくれたら天国 受け取ってくれなかたら地獄、
運命が別れる緊張の一瞬が待っている日 相談してくれるドキドキする気持ちとてもわかります。

次にこういう質問をよくされます。
「渡したら迷惑じゃないかな〜」 「よろこんでくれるかな〜???」
僕は 「うれしいと思いますよ。」と答えさせてもらうことがほとんどです。
彼が私の愛を受け取ってくれるかは別として、
プレゼントとしてのチョコレートをもらった気持ちは嬉しいと思います。
ただ、単純に本当に嬉しいと思います。
(特別な条件がそろってる場合は別ですが、彼にストーカーするのはやめてくれと言われていたり、
 もう俺の前に二度とあらわれるなと言われてるとか、チョコレイトに恨みと髪の毛をねりこんでいる
 とかの話でしたらべつですが・・・・・・)

バレンタインデーにチョコレイトをもらえない 、男にとって、それはとても寂しいものです。
カウンセラーではなく一人の男としてわせてもらえば

ぎぶみー ちょこれいと〜〜〜

という気分です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・ごめんなさい、話がそれてしまいました。

チョコレイトがもらえないということは寂しい気持ちになる
そんな時あなたからチョコレートを渡されるとどんな気持ちになるでしょうか?
渡された瞬間、本命チョコか義理チョコか彼はその時わからなくても
とにかく『嬉しい』という気持ちがでてくると思います。

チョコレイトを渡すとき愛をうけとってほしいという期待が大きすぎると
期待している気持ちが叶えられない時は、がっかりしてしまうということが自分でもわかるだけに
愛を受け取ってくれるかな〜、それとも・・・・というところばかり気になってしまって
彼がよろこんでいると気持ちを見落としがちです。これはもったいないと思います。
彼かがよろこぶ=あなたの好感度upというポイントを見てもらいたいなと思います。
お付き合い前の人は相手に、いい子だな〜とおもわれるきっかけになるかもしれません。
もう、お付き合いしている人は、あなたへの好き度がupするかもしれません。

なにより、好きな人が嬉しい気持ちになっている、なによりも素敵なことではないかと僕は思います。

チョコレイトを渡すとき私を愛してくれるかな〜という気持ちで彼に近づくより、
彼に喜んでほしいと想うきもちで彼に近づいていくほうが、
「あなたを愛してます。」という気持ちが伝わって上手くいくような気がします。

 

原 裕輝

投稿者 csadmin : 09:52

2002年2月 4日

●姑

「どれほど怖いものなんだろう?嫁と姑の関係って・・・」
結婚する前は、そう思ってました。

このコラムを書いている、つい昨日のことです。
だんなの実家から電話がかかってきました。

「節分のまめと、おでん取りにおいで、今からすぐやで」

あらら、呼び出されてしまったわ、と思いながらも、おでんにそそられて実家に向かいました。
なぜかだんなの母親は、よくこうして私を家に呼びます。
そして、定年して閑を持て余している父親と、せっせと忙しそうによく出かける母親と、
ほんの少しの時間を過ごすんです。

大阪は河内、「ブラボー!!」といってしまいたくなるほどの、”河内のおばはん”。
要は、母親はよくしゃべるんです。
もうそれはそれは、マシンガンのように・・・
それにもれなくついてくるのが、無口な親父、なはずなんですが、
この夫婦はちょっと違います。

父親が反撃に出るんです。

この日も、ちょっと腰を落ち着けたかと思うと、始まりました。
「あたしゃ、聖徳太子か・・・」と思うことが、よくあります。
二人同時にしゃべりかけてくるんです。
そのことをわきまえているので、私はあえて父親に話を振ります。
父親の方がしゃべるのが遅くて、時間がかかるからです。

豆を数えて、半紙に包んでと言われ、おしゃべりしながら、数えながら、数えながら・・・・
やっぱり二人同時にしゃべられると、はかどりません。

そうこうしているうちに、母親が父親に怒り出しました。
しょう油漬に大根を勝手に入れたからです。
まるで自分の聖域を侵されたように、攻撃しはじめます。
こんなとき、”河内のおばはん”ほど恐いものはありません。

が、これも慣れなのか、まるで漫才のようにおもしろいんです。
でも、ふたりはあくまで真剣です。

息をつく間もなく、文句を言い続ける母親に、しびれを切らせて父親が反撃開始です。
母親が中途半端じゃないので、父親も中途半端ではありません。

このやりとりを始めて見たときは、とても不思議でした。
「夫婦ケンカは犬も食わない」のは知っていましたが、このふたりには、
その場に私がいても関係ないようです。
”最後の子供”だと言って、嫁としての私を迎えてくれましたが、本当にそのようです。

でも、もっと不思議なのはトバッチリが飛んでこないことです。

父「オマエは、俺がせっかくつくった大根があるのに、この間安いからいうて買うてきたやろ!」
母「そんなん関係ないねん!!こないに大根ようさん入れたら水出て、カビはえるやろ!!」
父「俺が食うねんから、ええやないか!」
母「せっかくつくったおいしい出汁が台無しや!!これを銭失いいうねん!!」
私「なあ、大根とはちみつ一晩漬けたら、おいしい風邪薬できるの知ってる?」
母「いや、知らんわ。なにそれ、どうやってすんのん?」
父「・・・・・・・」


もう70代も目前にした夫婦が、気持ちいいくらい言い合います。
でも、私にはイヤミのひとつも言った事がないんです。
ま、年の功もあるのかもしれませんが・・・

こうやって両親を見ていると、子供っていうのは、ふたりがブレンドされているんだな〜、
ということが、とってもよくわかります。
そして、ふたりが息子を本当に愛していることも、よく見えるんです。
これだけは、嫁の私の特権かもしれません。
だんなは未だに「B型の女はきらいや」(ちなみに母親も私もB型です・・・)と言いますが、
両親をよく見れば見るほど、そう言ってはいても、やっぱり慕っているのね、ということがわかります。
だって、自分を愛してくれる人を私たちは嫌いにはなれないからです。

「母親の愛情には勝てないわ・・・」
と思ったこともありましたが、勝つ必要なんかどこにもありませんでした。

姑とうまくやっていくコツ、それはその愛情を見つけること、そしてその愛情をしっかりもらうことかもしれません。
そして母が教えてくれたことは、”とことんケンカしなさい”ということなのかな、とふとそんな気がしました。
だんなのお家のおでんは、おいしいんです。

源河 はるみ

投稿者 csadmin : 09:51