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タイトル
減点法で見てしまう
相談者名
さち
よろしくお願いします。

私は人を減点法で見てしまいます。もちろん良いところも見ますが、それ以上にマイナス面が気になります。
特に異性に対しては、音を立てて物を食べる、鼻毛が出てる、ホクロからそこそこ長い毛が生えている、汗臭いのに平気でいるなどです。
この辺りは注意すれば良いことなのかも知れませんが、いい歳した大人が人に言われて気づくことなのか?って思ってしまいますし、自分がそんなことイチイチ注意したくないのです。

親とかは「そんなの女次第でどうにも変わる」とか言いますが、私は母親でもないし注意したりしたくないし、気を使って回りくどく言いたくもありません。そもそも人に不快を感じさせるような人は周りに気遣いが出来ないように思います。
もうそれだけでその人のことを異性として見られなくなります。
この前、長い友人(男性)にお付き合いしてほしいと言われたのですが、性格は優しいし良い人ですが、元々、異性として生理的に違うなって思っていましたし、前述したようなクチャクチャ食べたりするのが、イライラしてしまいます。丁重にお断りしましたが、そもそもそれだけで付き合うのが嫌だと思ってしまうのはおかしいのでしょうか?
そんな細かいことが気になって結局誰とも結婚できずに独身です(現在43歳)
相手からしたって40過ぎたオバサンであって、好意を持っていただけるだけで有り難いだろうに、私は心が狭いというか、酷いのでしょうか。
なんで自分が素敵だなと思った人からは好かれないのでしょうか

最近は結婚している人を見ると、すごいなって思います。
一生この人と居たいって思うくらいの人に出会えて、相手にもそう思ってもらえたから結婚しているのであって、私のように人を受け入れることができない人間はいろんな意味で孤独なんだと思います。

それに今思えば、本当にこの人を大切にしたいっていう人と付き合ったことがありません。
20代くらいだと、表向きに恋愛したいとか理想とかあって付き合っていただけで、相手の人のことをちゃんと見ていなかったのかも知れません。

本当に好きな人にも出会えず、好きな人からも愛されず死んでいくのでしょうか。
カウンセラー
佐藤まゆみ
初めまして、さちさん。
今回のご相談の回答をさせていただく、佐藤まゆみと申します。
どうぞ、よろしくお願いします。

人を減点法で見てしまうことにお悩みのようですね。
特に異性に対して、ずい分具体的に書いてくださっています。

>音を立てて物を食べる、鼻毛が出てる、ホクロからそこそこ長い毛が生えている、
汗臭いのに平気でいるなどです。

なるほど。
確かに、目の前でそんなことを見せつけられると、うんざりします。
人は自分が禁止していることをやっている人を見ると、腹が立つものです。
さちさんにとっては当然のことが出来ていないので「なぁんだ、この人はこんなこと
も解らないのね。」と思ってしまったんですね。

さちさんは大人になるまでの過程で、人に礼儀を欠いて不快にすることがないように
と、しっかり教育を受けて来られた方だということがよく分かります。

>この辺りは注意すれば良いことなのかも知れませんが、いい歳した大人が人に言わ
れて気づくことなのか?って思ってしまいますし、自分がそんなことイチイチ注意し
たくないのです。

“これくらいのことは、いい大人になるまでに身に着けておくべきこと”というの
が、さちさんのお考えなんですね。

けれど世の中には、子どもの頃からイチイチ注意されることなく大人になった人もい
るようです。
それまでの生活環境が影響していることもあるでしょうから、必ずしも本人の責任と
は言い切れない面もありますね。
注意されて「ああそうか、気をつけよう。」と思ったり、自分で気付いて改めること
が出来る人は、考えが柔軟で素直な人だと思います。

さちさんが注意したくなければ、する必要はないでしょう。
ただ、「ものの見方」という点においては、さちさんは基本的に自分自身に厳しい方
ではないでしょうか?
自分に厳しくダメ出しする人は、同じ基準で人を見ますから、どうしても人をジャッ
ジすることが多くなります。

>この前、長い友人(男性)にお付き合いしてほしいと言われたのですが、性格は優
しいし良い人ですが、元々、異性として生理的に違うなって思っていましたし、前述
したようなクチャクチャ食べたりするのが、イライラしてしまいます。丁重にお断り
しましたが、そもそもそれだけで付き合うのが嫌だと思ってしまうのはおかしいので
しょうか?
そんな細かいことが気になって結局誰とも結婚できずに独身です

自分の気が進まなければ、お付き合いをお断りする場合、理由は何でも良いのです
よ。
この男性は「生理的に違う」と思われたのですから、それで構いません。
小さなことが気になるご自分を責めないでくださいね。

でも、そんな些細なことも「友人」としての関わりなら、どうやら問題なさそうで
す。
(この男性とは長い友人ですものね。)
と言うことは、さちさんはご自分が結婚を考えるような対象として男性を見る時に、
この「減点法」を大きく発揮してしまわれるようです。
結婚相手を、出会いの初めから完成された特別な存在として、思い描いている可能性
がありそうですよ。

身だしなみが良くて、仕事が出来て、頼りがいがあって、誠実で優しい人も、最初か
らそんな素敵な人だったわけではないんですよね。
これまで関わって来た人たちの影響を受けて、今があると言えます。
家族や友人や恋人に注意されて改めたこともあれば、自分で気付いて心掛けたことも
あるはずです。
人間は、完璧ではありませんからね。

>本当に好きな人にも出会えず、好きな人からも愛されず死んでいくのでしょうか。

まずご自分を“加点法”で、どんどん評価してみてください。
【恋愛は、自分の価値を認めるところから始まる】と言っても過言ではありません。
細かいところによく気の付くさちさんに、身の回りのことを任せられる人は幸せです
ね。
逆に、さちさんにはない大らかさを持っている人なら、足りないところは補い合えま
す。

パートナーシップは作り上げていくもの、という意識を持っていただけたらなと思い
ます。
最初から完璧な人を求めるのではなく、お互いを高めていくうちに「一生この人と居
たい。」と思える人は必ず居ます。

どうぞ、そのことを心に留めておいてくださいね。

今回はご相談くださいまして、ありがとうございました。

佐藤まゆみ


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