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ご相談事例集(バックナンバー)

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タイトル
彼女の過去への嫉妬をやめたい
相談者名
一太
折に触れてこのサイトに励まされています。

好きだった女の子がレイプ被害にあって以来、男性の性欲を憎悪してきました。
しかし当時思春期で、自身の強まる性欲と、それに対する憎悪が反発し、「理性ある自分」と「性欲のある自分」を切り離す歪な発達をしてきました。

初めて付き合った彼女には、好きだからこそ「ケガレ」の性欲を向けられなくてセックスできず、彼女と元カレとの性交渉を想像して苦しみました。
(彼女は既に性経験がありました)
悩んだ末ED治療薬で問題を解消でき、レス状態で悩んでいた彼女も泣いて喜んでくれて、「ああ、自分は男性としての情欲を女性に向けてもいいんだ」と赦された気分になり、だんだん薬も不要になりました。
その彼女とは長く付き合い、お互いを認め合い高め合い、幸せでした。
別の道を歩むため別れ、お互いに未練もありませんが、今でも感謝しています。

いま、付き合って数か月の彼女がいます。
沢山の素敵な影響をくれる今の彼女が大好きです。
ただ、彼女が過去にコンドームを使わないセックスをしていたことを知ってしまいました。
(彼女は生理の辛い症状を軽減させるため、当時ピルを服用していました)
それが頭から離れません。
避妊効果はコンドームよりピルの方が高いのに、その行為自体が受け入れられません。
彼女はしっかりした人で、薬についても知識がありますし、その時に好きだった相手とセックスをするのは普通のことと理解していますが、どうしても消化できず苛まれてしまいます。
また彼女は悪気なく、過去の恋愛や、相手に頼まれてどんな性行為をしたか推察できることを話すことがあります。
自分のトラウマも伝えた上で、できれば聞きたくないと伝えてからは謝ってくれた上で控えてくれていますが、聞いたことを忘れることができません。

彼女は、セックスに対して積極的です。
愛する相手を、とことん求めるような人なのだと感じています。
僕のことも愛してくれています。

彼女の過去への強烈な嫉妬、元カレの願いに応えてセックスをする彼女が頭によぎってしまい、たまらなく辛く苦しいです。
自分を赦し、この状況も受け止め、ラクになりたいです。
そして、「今」の目の前の彼女を愛したい。
どうかアドバイスよろしくお願いします。
カウンセラー
大谷常緑
一太さんこんにちは。
初めまして。
ご相談を担当させていただく大谷です。よろしくお願いします。

さて、彼女の過去の振る舞いに意識が固着してしまうのはとても辛いことですね。
胸が焼けるようになる状態になられるのではないかと推察します。

さて、一太さんが彼女の過去の振る舞いに対して意識を固着されている原因は、心理的に何層にも積み重なっています。
浅い部分では、一太さんの中にある“禁止”が影響しています。
意識的にせよ、無意識的にせよ、私たちは禁止していることに対して凄く興味を持ちます。
例えば、「この扉を絶対に開けてはいけない」と言われると、その扉の向こう側に何があるのか興味を持ってしまいますね。
また、禁止の理由の一つに“怖れ”がありますが、怖れもまた興味を持つ対象となります。
例えば、「すごく怖いアトラクションが○○パークにできた」などと言われると、好きな人は興味を抱き行ってみたくなりますね。
一太さんの心の中にある禁止の下の層にはこの怖れがあると思われます。

さて、ここで一太さんの心の中にあるそれら禁止や怖れは一体何からきているのでしょうか?
正解はご自身の心の中にあるので、ご自分でそれと向き合ってみられるとその理由がわかり、その理由がわかると現在固着している彼女の“過去の振る舞い”に対しても氷解していくのではないかと思います。
お書きいただいたご質問のみでの、私の直感なのでこれに限りませんが、「性に対する奔放さ」ではないかと思います。
もし、そうだとすれば、ご自身の中に性に対する奔放なご自分がおられると感じておられ(真実かどうかは別として)、それをいけないことと禁止し、そんな自分が本当はいることを怖れておられる感じがします。
では、そのような感じはいつからしているのでしょうか?
原因は好きだった女の子のレイプ事件によるトラウマと捉えられているようですが、そしてそれは確かにきっかけとなった可能性はありますが、実はもっと心の深い層にはそれ以前からの感覚的な“何か”があるように感じます。
それは、おそらくはお父様やお母様との関係性ではないかと思います。
私たちは生物学的に近親相姦を避けるために、性に対するある種の嫌悪感を抱くシステムを持っています。
このシステムと関連した何かが“奔放な性”に対する嫌悪感や怖れ、そして禁止を生んでいるのではないかと思います。
私たちは、同じ状況であってもそれをどう感じるかは異なります。
太一さんが感じていることは、太一さんオリジナルなのです。
ですから、太一さんの心の中にそう感じる原因が潜んでいるわけで、「自分はどうしてそう感じるのだろう」と深層心理に入って行かれるのも一つの根本的な解決策かと思います。

と、色々書きましたが、もう一つの解決策として、生物学的な性のイメージに捉われるのではなく、愛のイメージで性を捉えるという方法もありますね。
これは、ご自分の中で性のイメージを転換していくことが必要になりますが、彼女の過去の振る舞いに対する嫌悪の感情が出てきたら、それを愛のイメージに置き換えるように「愛」と唱えてみることも一つの方法かと思います。
こちらの方が簡単かもしれませんね。

回答がお役に立てれば幸甚です。
ありがとうございました。


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