カウンセリングサービス・無料相談コーナー

ご相談事例集(バックナンバー)

タイトル一覧へ戻る

タイトル
生きる目的や軸がない
相談者名
麻美
私の悩みは自分に軸がないということです。

それまでは自分の意見が正しいという自負が多少あったにも関わらず、相手に論破されるというか、説得されると、そちらが正しいように受け入れてしまったり。
他人の意見を広く受け入れるという柔軟性があることの証でもあるのかもしれませんが、あまりにも簡単に覆されてしまうというのが、時に心の隅で悔しく思ってしまうところです。
と思いつつも、一方で受け入れている自分もいるのですが。
逆に言えないパターンもあります。

時に八方美人傾向が出てしまい、嫌われたくないと思うあまり相手の目を気にして言いたいことが言えないときもあります。例えば恋愛関係などです。
また、会社のミーティングなどでは、周りの目を気にして、言いたいことを押さえてしまいます。その理由は先ほど述べたように、論破されることを無意識のうちに恐れたり、それによって悔しい思いをしている自分が前もって目に見えているからです。
仕事は、少しでも面倒に感じたり、時に適正を疑いたくなった時に、他に自分に向いている仕事があるのではないか、天職となる仕事があるのではないかと思ってしまいます。
楽しい仕事なんてあるわけがない、と思いつつも、もっと前向きに取り組める仕事があるのではないかと思ってしまいます。

これといって長く続いている趣味もありませんし、毎日宙ぶらりんな気分のままで生きている感じです。とりあえず目の前の楽しいことでその場しのぎの気分転換をはかるといった感じです。正直何のために、自分がどこに向かって生きているのか、自問自答な毎日です。もっと自分に、頑固とまではいかなくてもそれなりに強い意思や芯を持ち、周りに流されず自分の生きる目的を見つけて生きたいです。相手に対し、何かを与えられる人になりたいという漠然とした希望はありますが、まだ輪郭が曖昧でボンヤリとした感じです。

自分軸や自分を貫くことが出来ていないのがそもそもの問題ですが、それ以前に自分の生きる目的はどうしたら見つかるのでしょうか。
カウンセラー
嶽きよみ
麻美さん、はじめまして。
今回担当させていただきます、嶽きよみ と申します。
よろしくお願いいたします。

「自分の生きる目的とは?」
「自分の軸とは?」

もしかしたら麻美さんは、その答えを出すためにいろいろと考え出すと、どんどんわからなくなってきて、不安な気持ちがさらに深まってくる…。
そんな感じではないでしょうか?

麻美さんのご相談の文章から、これまで、このことについて、いろいろ自分で考えたり悩んだりされてきたんだろうなぁと感じました。

ただ、心の中ではいろいろ悩んでいながらも、表面的な部分では、人当たりもよく、人間関係も悪くない方なのではないかとも思いました。

私たちは、誰でもそうなんですが、ある程度の安定した平和な状態から変化することを、無意識ではとても怖がってしまうところがあります。

そのため、もし、麻美さんに、あらたに「自分軸」というものが出来て、これまでと言動が変わってしまったとしたら……
今までそれなりに上手くいっていた人生が変わってしまったらどうなるんだろう…と、無意識の心が恐れを感じてしまったりするんですね。

つまり、麻美さんが、いくら「自分軸を持とう!」「人生の目的をはっきり持ちたい!」と考えて、心の中を探ろうとしても、無意識の中にいるもう一人の麻美さんが、それを気づかせないように、懸命に隠しているような様子を想像してみてください。

もしかしたら、そんなことが麻美さんの中で起こっているのかもしれません。

何が言いたいかというと、実は麻美さんには「生きる目的や軸がない」のではなくて、それに「まだ気づかないでいる」という、ただそれだけだということです。

麻美さんにお伝えしたいことは、ここには書ききれないくらいたくさんありますが、まず、この考え方を持っていただくことが、最初のステップだと思ってみてください。

「本当は、私にはしっかりとした自分軸も生きる目的もあるんだけど、今は見えていない、気づいていないだけなんだわ。」と、自分への声かけを変えてみてください。

私たちは、「ない」と思って何かを探そうとすると、「ない」理由や、「ない」現実を見つけやすくなります。

もしかしたら、麻美さんは、自分には「ない」と思って、ご自身のことを考えたり見たりしていませんでしたか?

だとしたら、見つけることは、さらに困難になっていたのではないかと思います。

少なくとも「ある」けど、まだ見つかっていないものを探すというのは、宝探しにも似た、少し楽しい感じがするとは思いませんか?

「自分軸」というのは、言葉の通り、自分の中にあります。

なので、それを見つけるときには、過去の自分の行動やその時の感情の中から見つけることも一つの方法です。
一つ自分でできるワークを考えましたので、よかったらやってみてください。

何か行動を起こしたときには、どんな小さなことであっても、その理由や動機、があるものです。
そしてそれは、自分の「価値観」によって起こっています。

なので、これまで麻美さんが行動したこと(出来れば印象的なことや、心が強く動いた出来事)をいろいろ思い出してみて、まずは、その行動を起こした自分の「価値観」をリストアップしてみてください。

例えば、

・人から嫌われたくない

という動機で、ある行動をしたとしたら、それも麻美さんの価値観です。
価値観には、いいも悪いもありませんし、正しいも間違いもありません。
ジャッジをせずに、そうやって自分の価値観をどんどん見つけていきます。

その次に、否定形になっている言葉を、肯定的な言葉に戻して行きます。

・人から嫌われたくない=人から好かれたい

という感じです。

これが、麻美さんの本来の価値観です。

>その理由は先ほど述べたように、論破されることを無意識のうちに恐れたり、それによって悔しい思いをしている自分が前もって目に見えているからです。

という言葉から考えられるのは

・負けたくない、負けず嫌い

などの価値観が想像できるかもしれません(これは、麻美さんの感覚で行ってくださいね)

これを、肯定的な言葉に戻すと

・勝ちたい、勝者でありたい

という価値観かもしれません。
先ほども書いたように、価値観に、良い悪い、正しいも間違いもありません。

たくさんリストアップできたら、その中から、これからも持ちたい価値観ともういらない価値観を分けていきます。

そして、これから持ちたい価値観を手帳などにメモするなどして、その価値観を意識しながらしばらく過ごしてみてください。

大事なのは、その価値観に合わない行動はできる限りやめることです。
そうすると、その価値観が、今の自分にフィットするかしないかが明確になるからです。

でも、少なくとも

・人から嫌われたくない

という動機によって行動するのと、

・人から好かれたい

という動機で行動するのとでは、麻美さんの心の状態は全く違うのではないかと思います。

そして、その価値観で行動するのに違和感を感じてきたなら、もしかしたら、もっとしっくりるくる価値観が自分にはあるのかもしれない、と考えてみてください。

それを続けることによって、麻美さんの自分軸というのは次第にはっきりと見えてくるのではないかと思います。

「生きる目的」というものも、考えて見つからないときは、多くの場合、考えるだけになっているときではないかと思います。

行動しながら考える、ということをしているときのほうが、それは見つかりやすくなるのではないかと思います。

これは、わたしの個人的な考えですが、「生きる目的」は、「喜び」の中にあると思います。
つまり麻美さんの心が喜んでいるとき、そういうときは、麻美さんの生きる目的に沿っているときなのではないかと、わたしは思いますよ。

焦って答えを出す必要はありません。

まずは、今日お伝えしたことをやってみて、もし何かわからないことや、感じたことがありましたら、初回無料のお電話でもいただければと思います。

ご相談ありがとうございました。

嶽きよみ

●タイトル一覧へ戻る●

●カウンセリングサービスのトップページへ戻る●

●このページはリンクフリーですが、著作権は当社にございます。無断転載を禁止いたします。