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ご相談事例集(バックナンバー)

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タイトル
盗撮で悩んでいます。
相談者名
T・A
こんにちは、初めまして。私は高校3年の男子です。盗撮で悩んでいます。1年生の時から何回か校内で女子のスカートの中を盗撮しようとスマートフォンのカメラを向けていました。運が良いのか悪いのか、誰にも見つかっていません。最初は興味本位でやっていましたが、次第に恐怖を感じるようになりました。撮った動画データはすぐに削除し「こんな事はもう絶対にしない」と誓ったのですが、2年生に進級しても盗撮を数回試みていました。

3年生に進級してからはやっていないものの、時々盗撮をしたいという衝動に駆られ、悩んでいます。端末を手にした状態で校内の女子に出くわすと突然衝動に駆られ、我慢できずに動画モードを立ち上げ録画ボタンを押してしまった事がありました。その時はすかさず止めましたが…犯罪だと知っているのに止められない、今はしたいと思わないけどまた我慢しきれない時が来るのではないか…と、最近になってより一層怖くなります。

私は悩みを知られたくないので、学校内では笑顔に明るく振舞っています。友人もそこそこ居ます。仲のいい異性も何人か居ます。校内で話したり、LINEやメールなどでやりとりもしています。成績は決して良くありませんが、先生方からは真面目な生徒という印象を持たれています。そして私には、数年前からあるスポーツに熱中しており、様々な方々に期待され、学校外の方々からも笑顔が絶えない優しい高校生という印象を持たれています。最近は何故周りから期待されている自分がこんなくだらない犯罪を…と常に罪悪感と不安だけが押し寄せてきて憂鬱になります。今年から進学のため一人暮らしを始めるのですが、街中でもこのような行為をしてしまわないか、自分は盗撮癖になってしまったのかが不安です。改善の余地はあるのでしょうか?進学先では晴れた気持ちで充実した毎日を送りたいと強く思っています。くだらない悩みで申し訳ありません。ご回答よろしくお願いします。
カウンセラー
小倉健太郎
T・Aさん、はじめまして。
担当をさせて頂きます、小倉健太郎と申します。

どうぞ、よろしくお願い致します。

文章を読ませて頂きましたが、T・Aさんはとても誠実な方ですね。
もちろん、盗撮と言う行為自体は良くないと思いますよ。

でも、誰にもばれていない行為を、ごまかしたり、考えないようにして逃げる事はいくらでも出来ると思うんです。
なのに、T・Aさんは、自分のやってしまった行為を、ごまかさず、逃げず、心の中で何度も何度も格闘しながら、今回は、無料相談コーナーに相談頂いきました。

それは、本当に勇気がいる事ですよね?
そして、正直に告白する事は、自分の過去の行いを本当に悔い改める第一歩です。

そして、せっかく、ここまで勇気をだしてくれたんですから、後は私がしっかりサポートしますからね。
それでは、よろしくお願い致しますね。

まずは、繰り返し言いますが、T・Aさんにとって素晴らしい事は、過去の罪を悔い改めたいと思っている事です。

昔、親鸞という僧が、「善人なをもて往生をとぐ。いはんや悪人をや。」と言ったという話がありますが、これは、すごく簡単に言ってしまえば、「自分の事を善人だと思っている人が天国にいけるのだから、悪人はなおさら天国にいけるだろう。」という意味のようなのですが、普通は逆だと思ってしまいませんか?

でも、過ちを犯さない人間なんていないと思いますし、過去の過ちを、きちんと「悪い事をしてしまった。」と反省できる人こそが善人だと思うんですね。

過去の過ちに苦しみ、悩むというのは、T・Aさんに良心があるという証拠ですから、T・Aさんは、善人であることは間違いありません。

ただ、だからと言って、このまま苦しみ続けなければいけない訳ではありません。
その苦しみから解放されて、なんの後ろめたい気持ちも無く、生きたいですよね?
では、どうしたらいいのか?それは、
この苦しみから解放される方法は、T・Aさんが過去の過ちを許せるほど、偉大になる事だと思います。

別の言い方をすれば、T・Aさんにとって大切な事、そして、本当に幸せになる為に必要な事は、過去の過ちで自分を責める事では無く、隠す事でも無く、忘れる事でも無く、「笑って話せるくらい、偉大になる。」事ではないかと思うんです。

一度、「ガンジー」という映画を見てもらえませんか?

その映画の中で、パキスタンのイスラム教徒に息子を殺され、その憎しみからイスラム教徒の子供を殺した男が登場するんです。

そして、罪の意識に苛まれて、「俺はもう地獄に行くしかない。」と言うその男に対して、ガンジーは、「あなたが救われる道があります。親をなくしたイスラム教徒の子供をひきとり、自分の子として育てなさい。そしてヒンズー教ではなく、イスラム教徒として育てなさい」と伝えるという場面があります。

T・Aさんにとっては、何をしたら良心の呵責から解放されるのかはわかりません。

けれども、盗撮をしてしまう人の気持ちなら、誰よりもわかるはずです。

「やってみたい。」気持ちも。

「やってみたらどうなるか。」という気持ちも。

もし、今後、盗撮をしてしまうそうになっている人に会う事があったら、ご自身の体験を話して、その人が盗撮をしてしまうのを食い止めてあげてはいかがでしょう?

他にも、T・Aさんの経験が活かせることは何かあるかもしれませんね。

繰り返しますが、T・Aさんは、やってしまった事で、自分を責める必要は無いですよ。

自分を責めるのではなく、ご自身の経験を、世の中の為、誰かの為に活かそうと考えてみて下さいね。

何年か、何十年か経った後、今とは考えられないぐらい。、偉大な人物になっている事を楽しみにしていますね。

今回は、ご相談ありがとうございました。

小倉健太郎

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