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ご相談事例集(バックナンバー)

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タイトル
怒りの持って行き方
相談者名
現在7歳年下の旦那と結婚2年目で5か月の男の子がいる33歳の主婦です。私は自分の怒りを定期的に大爆発させてしまうことにすごく悩んでいます。特に旦那との関係においてです。嫌だなと思うことがあっても、旦那に悪気はないし私や家族のことを思ってくれているというのは解るのでその場では感情を処理できるのですが、無意識に小さい不満を溜めてしまうようで、ある時爆発してしまいます。爆発したら言葉も汚いし声も大きいし鬼の形相で機関銃のように今まで嫌だったことを話づつけてしまいます。旦那は立ち尽くしたまま一言もしゃべらなくなります。なので私がひとしきりキレまくった後にすっきりして、言い過ぎたことを反省して謝るパターンです。旦那はいつも許してくれますが、私に対して一度たりとも文句や要望を言ったことがありません。このままでは、私に愛想を尽かし、彼の私に対する愛情がなくなって行くことが必須で怖いです。旦那は母親が小さい頃に出て行ったので父子家庭で育ちました。私は両親揃っていますが母は私をコントロールして育てました。自覚しているのは、私は旦那を自分の思い通りに行動したり発言したりしてほしいと思っているんだということ、いつまでも私だけを見てほしいし、大切にされていることを感じたいし、若い子に浮気をしたり、私をないがしろにされたりすることになるのがとっても怖いのです。今のところ、旦那にそんな気配はなく私の勝手な悲観的な妄想なんですがどうしてもしてしまいます。私と一緒にいてよかったと思ってほしくて、旦那にとって良い妻でいようと頑張るのですが、このままでは息子の育て方も間違えてしまうのが怖く、カウンセリングにすごく抵抗があったのですが、勇気をだしてご相談させて頂きました。
どうか私を助けて下さい。頑張りたいです!私は旦那と子どもを幸せ出来るように変わりたいです!!よろしくお願いいたします。

カウンセラー
沼田みえ子
雫さん

ご相談ありがとうございます。
今回担当させていただきます、沼田みえ子です。
どうぞよろしくお願いいたします。

雫さんとご主人の深層心理をまず見ていきましょうね。

雫さんがなぜこんなに夫に対して「怒りを感じてしまうのか」。
大好きなご主人に怒りの感情を抱くのは、本当に辛いですよね。

雫さんはお母様からコントロールされて育てられた・・・とおっしゃって
います。
「嫌だ」と思うことも「母親がこうして欲しい」と思えば、それに従わな
いといけない、と雫さんは感じてきたわけです。
この状況ですと、「自分のこうしたい」という欲求が満たされなくなって
いるわけですから、「感情の抑圧」をしていると考えられます。

雫さんの中で、「感情を抑圧しなければならない」と感じていると、
当然、感情を解放している人、好きなようにふるまっている人を見ると、
怒りを感じてしまいます。なぜなら自分自身が好きなようにふるまえなかった
からです。

そして、心の中で「こんな自分は最低だ。罰せられるにふさわしい」
と自己嫌悪、つまり自己攻撃を潜在意識の中でしているので、
「こんな私はきっと捨てられるに違いない。」
「夫が浮気してしまうに違いない」
と思ってしまい、結果、そうなるにふさわしい(つまりご主人に嫌われる
行動をとること)行動をとっていきます。

負のループですよね。

今度はご主人の事を見ていきますね。

ご主人は小さい頃にお母さんに出ていかれてしまった・・という体験をして
います。
小さい男の子にとって、お母さんは絶対的な「癒し」「許し」「安心」の象徴
です。
男性はパートナーに「母親を投影」(つまり、母親のイメージを妻や彼女に重
ねる行為を無意識にします)することが非常に多いので、ご主人が年上の雫さ
んと結婚されたのも頷けます。

彼は幼少期の「母親に捨てられた」という、小さな心に大きな傷が残る経験を
しています。
無意識には「捨てられる恐怖」をいつも抱えていることでしょう。
ですので、何を言われても彼は言い返す事が出来ないのではないか?と考えら
れます。
ただ、彼が一生かけて追い求めるのは、恐らく母性ではないかと思います。
子供の時に欲しくても手に入らなかったものだからです。
この母性を感じさせてくれる人が、もし今後家庭の外に存在してしまうと、
彼はそちらに行くこともあるかもしれません。

そうなっては雫さんの一大事ですよね。

そうならないために、このコーナーに勇気を出してご相談メールを頂いたこと。
きっと大きなプロセスの力が動き出したのだと思います。

ここから雫さん、変わっていきましょうね。

>嫌だなと思うことがあっても、旦那に悪気はないし私や家族のこと
>を思ってくれているというのは解るのでその場では感情を処理でき
>るのですが、無意識に小さい不満を溜めてしまうようで、ある時爆
>発してしまいます。爆発したら言葉も汚いし声も大きいし鬼の形相
>で機関銃のように今まで嫌だったことを話づつけてしまいます。

感情を処理できる・・・
とありますが、感情を抑圧しているのではないでしょうか?
子供時代にしてきたように。

抑圧は感情をただ潜在意識に押し込むだけの行為なので、
その押し込めた感情は何かのきっかけで、意識上に浮上してきます。
押し込めた感情が多ければ、それだけ爆発のエネルギーも相当なものにな
ります。

また、女性は過去の出来事、特にネガティブに感じた出来事はその時に感
じた感情と共にセットで記憶の中に蓄えられていきます。
ですので、例えば「悔しい!」と感じた時に、「悔しい!」感情とセットに
なっている記憶が芋づる式に記憶バンクから次から次へとずるずる出てきて、
「そういえばあの時もこうだった!」
「あの時もあなたは私にこう言った!」
などと、全く関係のない話までどんどん出てきて、過去のパートナーの
許せない!と思った出来事をぶつけて責めていく事をしがちです。

じゃあ、どうすればいいの?と思いますよね。

雫さんに出来ることは、
「嫌だな」と感じたら、まずは相手にその場で伝えてみてください。
それは責めるのではなく、
「こんなことをされると、私はすごく嫌な気持ちになるの。」
と、事実のみ伝える習慣をつけていただきたいのです。

この行為をすると、雫さんの感情は抑圧されずにすみます。また、
「私は??されると嫌な気持ちになる」
と「私は」とアイメッセージで発信されるので(私は?で始まる文ということ)
相手を責める発言は回避できます。
これを「あなたは?」で始める文章ですと、相手を責める発言になりがち。

この「相手を責める」と言うことを回避するだけで、ご主人は雫さんに「安
心感」を感じます。
安心感はすなわち母性。彼が求めているもの。
そして、もれなく息子さんも求めているものです。

育児も同じで、自分の思う通りに行かないものです。
つい、息子さんをコントロールしてしまうかもしれませんが、是非とも
「あなたがいてくれるだけで、ママは本当に幸せなのよ」
というメッセージを伝えていってあげてくださいね。

息子さんの中で、ママから全面的に愛されているという自信は、彼の
「自己肯定感」を高め、彼の人生を豊かなものにする大きな力になります。

ご相談メールを送るという、大きな雫さんの勇気に感謝の気持ちを私は感
じています。

同じ母親として、そして妻として、心から応援しております。

この回答が少しでもお役に立てたら幸いです。

本当にありがとうございました。

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