カウンセリングサービス・無料相談コーナー

ご相談事例集(バックナンバー)

タイトル一覧へ戻る

タイトル
交通事故
相談者名
ga
こんにちは。
先日、車を運転中、左折しようとして、直進していた自転車とぶつかりました。
相手の自転車の前輪が少し曲がり、私の車はかすっただけでした。

相手も今のところはかすり傷と打撲しか症が見られないということですが、事故からまだ数日しか経っておらず、この先どんな症状がでるかわかりません。

この事故を考えると怖くて不安でなかなか寝付けません。
罪悪感と恐怖でいっぱいです。
相手が入院するなんて言い出したらどうしよう...
人身事故にされたらどうしよう...
相手がストレス障害とかになったらどうしよう...

車を運動していたほうが何が何でも悪くなるので今さらどうしようもないのですが、不安で不安で、罪悪感で押し潰されそうです。

聞いていただきありがとうございました。
カウンセラー
中原謙一
gaさん、はじめまして
私は中原謙一と申します。
よろしくお願いいたします。

gaさんの文章を読ませていただいて、不安になる気持ちはよくわかります。
私も交通事故を起こした経験がありますから、すべての事柄が終わらない限り、不安はなかなか消えないものです。

ただ、ここで少し疑問があります。
普通は保険に加入しているはずですから、もし被害者に何らかの問題が発生した場合、保険が適応されると思います。
もちろんある程度の誠意は見せる必要はありますが、gaさんが心配している部分は保険会社が肩代わりしてくれるはずです。

まずは加入している保険について、一度調べてみてもいいかもしれませんね。

それから、昨今はモンスターと呼ばれる人の話をよく耳にします。
モンスターペアレントであったり、モンスターペイシェントであったり、クレーマーであったり、必要以上に相手を攻撃してくる人も世の中には確かに存在します。

では、今回gaさんが接触してしまった方は、モンスターなのでしょうか?

現状では、わからないというのが答えですよね。

実はここからがgaさんの問題の本質だと私は感じます。

もしかしたらgaさんは、常に「最悪の事態」を考える癖があるのではないでしょうか?

これを今回の事故に当てはめてみますと、たとえばgaさんが「きっとなんの問題もないだろう」と楽観的な答えを出したとします。
その後で、被害者が訴えてきたら、このときの精神的ショックは計り知れないものになるわけです。
だとしたら、最悪の事態を想定しておいて、それよりも軽い結果になったとしたら、気分的にはどうなるでしょう?

実はほっとします。

最悪の事態よりはまし、ですからね。

ものごとを悲観的に見る人の多くは、最悪の事態よりはまし、という結果を求める傾向にあります。
これは例えるならば、宝くじで3億円当たって換金にいったら、実は10万円だったら、かなり落胆するからですよね。
逆にどうせ当たらないだろうと思って宝くじを買って、1万円当たったらどうでしょう?
もしかしたら落胆した10万円よりうれしいかも知れませんよね。

これは、「期待を裏切られた」経験がある人が「もう期待を裏切られたくない」という気持ちから考えることが多いのですが、このことから考えてみたら、gaさんは人生の中で、いろんなことに期待して、そして裏切られて傷ついてきた経験があるのかもしれませんね。

もちろんこのことだけが原因ではないですが、このことが原因のひとつであると私は感じます。

さて、gaさんがこの状態から抜け出すための提案ですが、それは「人とのつながり」です。
誰かとつながっている、自分ひとりで抱え込まなくていいという感覚、別の言葉で言うと「安心感」を持つことがこの状態から抜け出す鍵です。
現実は変えようがありませんから、被害者がいい人であることを祈るしかありません。
しかし、gaさんの心はgaさん自身でどうとでもなります。
そのために、信頼できる仲間を持ち、いかにして安心感を自分に与えられるかがポイントになると感じます。

1人で抱え込んで、考えないことですよね。

ですので、ここに相談してくださったことは私はとてもうれしく思います。

ありがとうございます。

私がgaさんに安心感を与えられたかどうかはわかりませんが、gaさんの人生が少しでも楽しい人生でありますように、心からお祈り申し上げます。

ありがとうございました。

中原謙一
.

●タイトル一覧へ戻る●

●カウンセリングサービスのトップページへ戻る●