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ご相談事例集(バックナンバー)

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タイトル
過去のペットとの別れ
相談者名
くろちゃん
私は今2歳の子のいる既婚者です。
最近、昔(小学生のころ)飼っていた犬とのことで夢をみることがあります。犬の名前は、「くろちゃん」って言って、黒くて目がクリっとした小さな雑種でした。4〜5年くらい飼っていて、自分にとっては遊び相手のような存在でした。ところが、ある日、車で、父と兄とくろちゃんで出かけたのですが、道にえさを置いて、「早く車に乗って」という感じで車に乗ったら、なんと、くろちゃんを置いて車が走りだしてしまい、、、くろちゃんを見ると、必死に追いかけてきていました。結局、その日は、くろちゃんを捨てにいったのだということが後でわかりました。このくろちゃんが車を追いかけて必死に走ってくる光景が、今でもはっきりと残っていて、夢をみてしまい眠れなくなったりしてしまいます。このような感情に対処するにはどうしたらよいのでしょうか?
カウンセラー
小川のりこ
こんにちは、くろちゃんさん。
小川のりこといいます。よろしくお願いいたします。

書いてくださった文章を読んでいて、本当におつらい経験をしたのだと
思いました。最近夢を見ると書いてくださっていますが、本当はずっと
ずっと以前から苦しかったのではないでしょうか。
「くろちゃん」がとてもとても好きだったのですね。
捨てにいったのだとわかったとき、どんな思いだったのでしょうか。
そしてそれを決心したお父さんとお兄さん、そしてお母さんはどのような
思いだったのでしょうね。
もちろんそれにはよほどの事情があったと思います。

私たちはつらいことがあると、その感情を感じるのはあまりにも痛いこと
なので、それを見ないように、感じないようにしてしまいます。
好きな人にふられてしまったり、お別れしたりすると、その人のことを忘
れよう忘れようと努力するように、苦しい感情が出てきたときに、それを
出さずに押さえ込んでしまおうとするんです。
そうやって押さえ込んでしまっても、私たちの潜在意識にはしっかり残っ
てしまうんですよね。それが何かのきっかけで出てくることは多くあります。

くろちゃんさんが、夢を見るようになったときのきっかけってなんなのでしょう
ね。昔のことを振り返ったりするようなことがあったのでしょうか。
なんにしろ何かのきっかけで、閉じてしまってみないようにしていた感情の
フタが開いてしまったのでしょう。
そうすると、その頃のことが鮮明に思い出したり、人によってははっきり覚え
てないんだけれど、感情だけがあふれて出てしまうこともあります。

こんなときに一番いいのは、その感情を出し切ることなんです。
くろちゃんを捨てて去っていってしまった・・・。
そのときの感情の処理が多分不十分だったのではないでしょうか。
つらい思いやせつない思いは感じたくありませんが、押さえ込むと余計に
感情はふくれあがります。その感情が、くろちゃんさん自身に、
「こんなにつらかったことがあったんだよ。ちゃんと気づいて、ちゃんとこの私
を見てよ!」
って分からせようとするんですよね。
感情はちゃんと生きているものですから、感じてくれなければ出て行っては
くれません。
あの時どう思ってたのか。それからどうやって生活していたのか。
「くろちゃん」の話を今一度、いっぱいいっぱいしてみませんか?
一人でするよりも、誰かお友達やカウンセラーなどを使ってくださっても嬉し
いです。「くろちゃん」の思い出や、残った感情を出し切って、処理していくと、
今よりも随分楽になりますよ。
ご相談ありがとうございました。





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