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ご相談事例集(バックナンバー)

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タイトル
境界性人格障害
相談者名
N.S.
今は特に精神的影響が体に出てしまっていて、連日の頭痛、全身のしびれ。
他にはテレビなど光を放つ物が見れない、字が読めない、音がうるさい、薬から来るすごい眠気。歩くこと、階段を登ることが出来ない為、杖をついて
歩いてます。もともとは男性に対しての嫌悪感、セックスに対しての嫌悪感を持っていたのに、最近までは180度考えが変わってしまったような振る舞いを多々していました。なんともないことにすぐかっとなって、自己コントロールが出来ない。死にたいと思うばかりで、生きる気力もない。出来ることなら、私が入るサイズの段ボールの中に入って、社会と隔絶して一生暮らしたい。
カウンセラー
深澤三津子
N.S.さん、はじめまして、カウンセラーの深澤三津子です。

読ませて頂いたご相談内容だと、かなりお辛い状態なのでしょうか?
と、お聞きしてしまうのも、人によっては、
同じ状況にあっても、同じようには感じないからです。

N.S.さんの文面からは、
心の中に、自己分裂が起こり、破壊してしまった後にくる痛みのような感じですね。
心がバラバラになってしまった、もうどうする事も出来ない・・・
さらに、その葛藤は、まだ続いていらっしゃるようですね。
「理想と現実のはざま」という問題でしょうか?

私は、長く看護婦をしてきた経験がありますが、
現在は、病気を持つ方の心理的作用を研究しています。
そして、その中で見つけ出した法則の一つに、
自分の抱えている問題を解決できない時に、
身体の症状や病気になりがちだということです。

病気になる事で、
自分はチャレンジしていたものを諦めるしかない、
この状態だと自分が問題解決するのは無理である、
という証明です。
また、反対に、病気が治ったらきっと出来る・・・
というファンタジーストーリーを生きる方もいます。
この場合は、全てがファンタジーなので、
病気も治ったような治らないような状態が続きます。

もっと、話していけば、たくさんの分析もあるのですが、
身体に症状が出ている場合は、
先ずは、自分一人で悩む事をやめる時です。

心筋梗塞や進行性の肺がんなど、
働き盛りの方がなりやすい病気では、
発症した時の治療が、最も大切になります。
ここでの治療が、余命を決定する場合も多いと思います。
ですが、殆どの方は、急に発症してしまうことが多いので、
残してきた仕事が気になって、治療に専念できません。
まだまだ私は、この研究中の過程ですが、
このようなタイプの病気になる方は、
自分で全てやってしまうタイプの方が多いような気がします。
そこで、例え生命が助かったとしても、このタイプの病気では、
元通りの身体には戻れないので、
元通りの仕事が出来ずに苦しみます。
もちろん、そのビジネスが、経済的・社会的にも生き残れればの話しですがね。

身体に症状が出てしまうタイプの方は、
特に、人に助けを求めるのが、
苦手な方が多いとも言えます。
そして、病気になって、その事で、もっと苦しみます。
そして、「世の中には、冷たい人が多いもんだ」と、
絶望しきってしまうのです。
こう思ってしまうのは、
自分の中に無価値感というものがあるからです。
この無価値感があると、
自分をダンボールの中にでも入れておきたくなりますね。
自分は、厄介なお荷物だと感じてしまうからです。
荷物になれば、誰かに運んでもらえるかもしれないと考えつくのです。
ということでは、身体に症状が出る場合は、
心の中に、たくさんの欲求が溜まっている場合も多いということです。

ですが、欲求が溜まっているにもかかわらず、
「自分は人に助けを求めるのが苦手であるとか、
 人に助けて貰うのが嫌いである。」
という事には、意識を向ける事が苦手です。
もちろん、私達は、それが大人だと学んできました。
N.Sさんは「自分の事は自分でしなさい」と、成長過程において、
言われた経験はありませんでしたか?
忘れてるかもしれませんが、たぶん、殆どの方が一度以上は、
言われて育って来た経験があるのではないでしょうか?
自分で何もかも出きる事が、『自立』=『大人』とみなされるという感じです。
このため、私達は、
人に助けて貰ったり、人に助けを求める事が苦手になったり苦痛になるのです。

そこで、N.S.さん、
先ずは、今の自分自身に起こっている状態を、
これまでの人生を受け入れて欲しいのと思います。

自分自身が、今の自分を受け入れるのです。
そうすれば、自然と答えは出てくるはずです。
 全ての答えは、自分の中にあります。

全てを諦めてしまいたい、でも・・・
どうやら、人生が、間違った方向に大きく角を曲がってしまいそうな誘惑が、
たくさん来てるようですね。
だから、今こそ「もう一度、もう一度、」
自分自身を自分で受け入れてあげて欲しいのです。
そして、今まで歩んだ人生の全てを思い出して下さい。
良い思い出なんて、一つもないと感じてしまうかもしれませんね。
それでも、大丈夫です。
それなら、今から、良い日にしていけばいいのだから。
きっと、今から前に向かって歩めば歩むほど、
良い人生に変化していくはずです。
だって、「悪くなるのは簡単」って言えるほどの人生を知っているから。

N.S.さん、あきらめないで!!
人生に「YES」って言えることは可能ですよ。

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