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ご相談事例集(バックナンバー)

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タイトル
カウンセラーとの相性
相談者名
まる。
こんばんは。まる。と申します。宜しくお願いいたします。

私の悩みは、カウンセラーとの相性についてです。
三年前から、鬱の治療としてカウンセリングを受けているのですが、初めてお世話になったカウンセラーが異動になってしまい、今年の四月から新任された方にカウンセリングを受けるようになりました。
新しいカウンセラーとは、半年近く面接を重ねているのですが、どうも胸に引っかかる部分が消えないのです。
些細なことの連続なのですが、例えば、私が何か悩みを打ち明けると、そうですか・・と言って考え込んでしまって、中々返事が返ってこないのです。(これにより、返事を待っている間、とても不安な気持ちになります。)
また、具体的にアドバイスをいただくことができません。
私は、対人恐怖症の気があり、そういう部分を治したいと思っているのですが、悩みを相談しても、そうですね・・と言って頷いて、私の言ったことを復唱するばかりなのです。
初めにお世話になったカウンセラーは、色々なアドバイスを下さったので、自分の中で比較してしまうところはあると思います。
でも、新しいカウンセラーの方も、良い方で、親切に悩みを聞いてくれます。

結局、自分自身で治さなければならないことは重々承知しています。
カウンセリングは、自分で気付いたり、学んだりすることだとは思うのですが、もう少しアドバイスが欲しいと思ってしまいます。
また、考え込まれるところが嫌・・というと、カウンセラー自身を否定してしまうようで、自分が嫌になってきます。

私は、カウンセラーに対して色々と求めすぎているのでしょうか?
半年経った今でも、どこか心の中にわだかまりがあるのです。
混乱が収まらず、最近、自分は何の為にカウンセリングを受けているのだろう・・と途方にくれてしまうことがあります。
別のカウンセラーの方を探した方がいいのでしょうか?
それとも、私のとらえ方が悪いために、こういう風に感じてしまうのでしょうか?

カウンセラーの立場から教えていただけると、とても嬉しいです。
よろしくお願いいたします。

カウンセラー
中村ともみ
まる。さんこんにちは。ご相談いただきありがとうございます。

カウンセラーとの相性について、ということですが答えについてはカウンセリングサービスのシステムをご覧になってもお分かりかもしれませんね。

まずは、カウンセラーと言えども人間、と言うことがひとつ。さらに、カウンセリングを受ける側のその時々の状態も変わる、と言うことが言えるのではないでしょうか。
こう言った観点からも「相性はある」と私は思います。

私からまる。さんにお話したいことがいくつかあります。
一つ目は、まる。さんがカウンセリングを受け出して今の方で二人目…ということは今の方以外には3年間担当してくださっていたカウンセラー以外にはいないわけですね。と言うことは、前の方のやり方が全てだったと思います。カウンセリングとはこういうもの、と言う感じでしょうか。これがひとつです。

次に、この国のカウンセリングの事情について。
まる。さんのように具体的なアドバイスを必要とするクライアントの方に対する応え方を用意できるような方法を学んでいるカウンセラーは多くありません。と言うよりむしろ少数派になるのではないでしょうか。

最近は傾向も若干変わってきているかもしれませんが、日本ではずっと「ロジャーズスタイル」と言う手法が主流でした。カール・ロジャーズが提唱した「聞くことを重視」したカウンセリングスタイルです。ただひたすらクライアントの訴えを聞きつづける。そして「どうすればいいか」と言う問いには「どうしたいか」を尋ね、内から答えが上がってくるのを引き出す、というのが主な手法です。今の担当の方はロジャーズスタイルに忠実なカウンセリングを行なっているのかもしれません。

まる。さんは、「結局、自分自身で治さなければならないことは重々承知」しておられるわけですから、すこし手応えの無さを感じておられるようですね。ただ、なかなか返事が返ってこないと言う場合にはいくつか考えられます。適当な答えがない場合もありますが、言葉を選んでいる場合、答えるタイミングを考えている場合などです。一番ベストな状態で答えたい、ということなのかもしれません。

カウンセラーの立場から言うとこうなりますが、レスポンスの無い時は不安ですよね。その時の自分の問いが不適切だったのでは?などど考えてしまうのではないですか?もしそうだとしたら、それは、考えなくても良いと思いますよ。なぜなら、クライアントから質問が無いと、カウンセラーの方は情報が少なくて困ってしまいますから。

そして、> 半年近く面接を重ねているのですが、どうも胸に引っかかる部分が消えないと言うことですが、どういったことなのか、例えばなかなか返事が無いと言うこと以外にありますか?

カウンセリングには「治療同盟」という考え方があります。治療に関して、治療者(ドクターやカウンセラー)とクライアントとが治療のために結ぶ信頼関係のことです。カウンセリングや治療にはなにより治療者⇔患者の相互の信頼関係が必要になりますね。信頼関係が厚い方が治療は進みます。でも、これにはクライアント側もドクターやカウンセラーに意見を言う場面も必要になるかと思います。逆に、希望や不満を伝えられるほど治療者を信頼している、と言うこともできますね。

カウンセラーを変えてもらうと言う考え方も一つですが、自分の意見や希望を伝えてみるのも良いかもしれません。

> 私は、対人恐怖症の気があり、そういう部分を治したいと思っているのですが、悩みを相談しても、そうですね・・と言って頷いて、私の言ったことを復唱するばかりなのです。

前にも書きましたが、復唱をするような手法を使っておられるのだと思います。もし、まる。さんがこのやり方でうまくいかない気がされるのでしたら、伝えて見られるのもいいかもしれませんが、対人恐怖の感覚がおありでしたら、伝える事自体がかなり辛い作業になるかもしれません。無理はなさらなくても良いと思いますよ。さらに、アドバイスするよりも、まる。さんの主体的な解決を見ておられるのかもしれませんが、辛い思いをしていることは伝えても良いように思います。伝えておられますか?

そして、カウンセラー以外に、ドクターが関わっておられるのでしたらドクターに相談するのも良いかもしれませんね。一人で抱え込まないことです。

> また、考え込まれるところが嫌・・というと、カウンセラー自身を否定してしまうようで、自分が嫌になってきます。
 
カウンセラー自体を否定しているのではなくて、その時のカウンセリングの状況がいやなのですよね。まる。さんはカウンセラーの良いところも認知しておられるので、心配はないと思います。

さて、カウンセリングの方法ですが、私達が行なっているやり方は、お話を伺うのはもちろんですが、様々な方向からの質問をしたり、深いところで自分自身を止めているものにふれて解決できるようなセラピーの要素も取り入れています。さらに、担当を固定することも出来ますし複数のカウンセラーが関わることも、担当交代も行なっています。もしよろしければ、こちらの扉をたたいてみてくださいね。

では、まる。さんがより楽になれますよう応援しています。 

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