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ご相談事例集(バックナンバー)

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タイトル
受け取るってどういうこと?
相談者名
美々

美々は、よく、「うけとってくれない」って言われます。
自分では、そんなつもりはないんですが。。。
「うけとる」って、どういうことなのでしょう?
具体的に、教えていただけると、うれしいです。
カウンセラー
源河はるみ
こんばんは、美々さん。
ご相談ありがとうございます。源河です。

> 美々は、よく、「うけとってくれない」って言われます。
> 自分では、そんなつもりはないんですが。。。

どういう状況で、そう言われるんでしょうね?
なんとなく、わかるような気もしますが・・・
たぶん、こういうことなのかな。

> 「うけとる」って、どういうことなのでしょう?

例えば、それがプレゼントだったら、気持ちを込めて「あげる!」と贈られたものを、
「いらない!」と言って、つき返す。
これは、とってもわかりやすい「受け取らない」という行為ですよね。
これなら、自分でも受け取っていない、ってわかります。
美々さんが聞きたいのは、友達なんかが、
「美々って、私がどれぐらい、あなたのこと思ってるのか全然わかっていない!」
「こんなにも、あなたのことを考えていろいろ言ってるのに、聞いてくれていない!」
っていう気持ちの時に出てくる「受け取ってくれない」なんじゃないかな?という気がします。

このラインで、合っていますか?
もしよかったら、どんな時に言われるのか、詳しく教えて頂けますか?

相談者名
美々
源河さん、こんにちは。
お返事ありがとうございます。
美々です。

> 美々さんが聞きたいのは、友達なんかが、
> 「美々って、私がどれぐらい、あなたのこと思ってるのか全然わかっていない!」
> 「こんなにも、あなたのことを考えていろいろ言ってるのに、聞いてくれていない!」
> っていう気持ちの時に出てくる「受け取ってくれない」なんじゃないかな?という気がします。
>
> このラインで、合っていますか?

はい。おっしゃるとおりだと思います。

> もしよかったら、どんな時に言われるのか、詳しく教えて頂けますか?
>
言われたのは、別のときなのですが。。。
どうかいたらいいのかな、と考えていたら、

最近、母や弟が、宗教関係のお話を立て続けに持ちこんできたりして、
信仰というより、人間関係とか持って欲しいとか、幸せになって欲しいとか
言ってましたけど、どっちかというと、一人でいる方が、気楽で落ち着く美々は、
今ので、ちょうどいいよって思っちゃって。。。(~_~;;

それに美々自身は、ちょっと宗教にはアレルギーがあって、考える余地もないくら
い拒絶反応があったりして。。。他人なら、相手にしないのだけど、身内はそうも
いかなくて。。。

母には「ありがたいね」って先手打たれ、弟は「おねえちゃんしだい」って言って
たけど、むげにもできなくて、あいまいにしたまま、不安を抱えてしまってます。

どちらも、美々を心配してくれてるのはわかるのだけど、大勢で活動するとか、
お話するとか、いやなので、そっとしておいてくれないかな。。。って感じた
んです。。。今の平穏をこわされたくないんです。。。

「受け取れないね」っておっしゃった方も、宗教は関係ないけど、おっしゃりたい
ことは同じような感じなのだと思います。

でも、全然、友達いないわけでもないし、いろいろ話せる人もいるし。。。
メールと、たまに会ったりするくらいで、ちょうどいいなって感じですし。。。

ただ、「受け取れないね」っておしゃった方には、いちばん、心を許して甘えられ
ていたので、支えになっていたので、ショックだったのもあるんです。。。

わがままばかり言ってて、伝わってなかったと思うけど、感謝はしてたし。。。

自分は自分って思ってるので、人がどう言っても、いやだったらいやだし、それで
いいって思ってるけど、「受け取る」って、相手が言ってくれることと、自分の気持ちが合わないときってどうなるのかな?とか。。。わからなくなってしまってい
ます。

こういうときの、距離のおきかたとか、うまくおさめるっていうか、そういうのが
わからないなって気がしています。。。

もし、よろしければ、そういうこともお話していただけたら、うれしいです。

最後まで、読んで下さって、ありがとうございました。

カウンセラー
源河はるみ
こんばんは、美々さん。
お返事ありがとうございました。

> 最近、母や弟が、宗教関係のお話を立て続けに持ちこんできたりして、
> 信仰というより、人間関係とか持って欲しいとか、幸せになって欲しいとか
> 言ってましたけど、どっちかというと、一人でいる方が、気楽で落ち着く美々は、
> 今ので、ちょうどいいよって思っちゃって。。。(~_~;;

なんだか、お腹がいっぱいなのに、
「これも食べてみなさいよ」「おいしいわよ」
って、言われているような感じなんですね。

> それに美々自身は、ちょっと宗教にはアレルギーがあって、考える余地もないくら
> い拒絶反応があったりして。。。他人なら、相手にしないのだけど、身内はそうも
> いかなくて。。。

その勧められる食べ物が”宗教”ってパッケージに入っているんですね。
で、よけいに「え〜、要らないよ〜」って感じてしまう・・・

> 母には「ありがたいね」って先手打たれ、弟は「おねえちゃんしだい」って言って
> たけど、むげにもできなくて、あいまいにしたまま、不安を抱えてしまってます。

お母さんと弟さんが、そこまで「いい」と言って勧めてくれる、その食べ物・・・
そしてそれを要らないと感じる美々さん・・・
なんだか、自分の正直な気持ちを感じているはずなのに、
まわりに「いい」と言われると、自分の気持ちに自信がなくなってくるような感じなんじゃないでしょうか。

> どちらも、美々を心配してくれてるのはわかるのだけど、大勢で活動するとか、
> お話するとか、いやなので、そっとしておいてくれないかな。。。って感じた
> んです。。。今の平穏をこわされたくないんです。。。

実は、この気持ち、
美々さんが「変化すること」に対する反応なんです。
たとえば、その宗教に「入りなさい」って言われていたとしたら、
はっきりと「いや」って言えますよね。
だって、美々さんの中で宗教はいやだとはっきりしているからです。
でも、不安になるのは、その”宗教”というパッケージに入っている『未知』の食べ物を、
食べた事がなくて、さらにはそれを「食べたい」とも思いもしてこなかったからだと思うんです。
そして「どれだけいいのかは知らないけど、それを食べてお腹を壊しでもしたら、どうしてくれるのよ」
って思っちゃうんですよね。

想像してみてくださいね。
この世で初めて”ナマコ”を食べた人は勇気があったと思いませんか?
きっと他の魚といっしょくたになっていて、固くなっているのを発見して、
そのコリコリ感を知るに至ったんでしょうね。
竹の子を食べることが出来るなんて、誰が発見したんでしょうね?
きっと最初は、とってもきついアクに顔を引き攣らせたかもしれません。
今私たちが「これは食べておいしい」「これは食べても大丈夫」と思えるもののすべては、
必ず、最初に『未知』だけれども、食べてみてくれた人がいたんですよね。

> でも、全然、友達いないわけでもないし、いろいろ話せる人もいるし。。。
> メールと、たまに会ったりするくらいで、ちょうどいいなって感じですし。。。

現状に満足されているんですね。

> ただ、「受け取れないね」っておしゃった方には、いちばん、心を許して甘えられ
> ていたので、支えになっていたので、ショックだったのもあるんです。。。
>
> わがままばかり言ってて、伝わってなかったと思うけど、感謝はしてたし。。。

「受け取る」ことが意味するのは、私たちが「欲しい」と思っているものばかりではありません。
自分が生きていく時に必要な要素を手に入れるための「道具」や「きっかけ」である場合もたくさんあります。
それはただ受け身なだけではなく、そこに自分の意欲が必要なことがあるんですね。

お中元の品をもらって「ありがとう」と気持ちの中で思っていても、
そして、同じようにお返しをしたとしても、
そこに「これからも、この人とずっと付き合っていこう」という意欲がなければ、
そして、相手もそう思ってくれていることをうれしく感じていいなければ、
お中元なんて、気を遣わせるだけのものになってしまいますよね。

> 自分は自分って思ってるので、人がどう言っても、いやだったらいやだし、それで
> いいって思ってるけど、「受け取る」って、相手が言ってくれることと、自分の気持ちが合わないときってどうなるのかな?とか。。。わからなくなってしまってい
> ます。
>
> こういうときの、距離のおきかたとか、うまくおさめるっていうか、そういうのが
> わからないなって気がしています。。。

きっと、美々さんには「成長するチャンス」がやってきているのかもしれません。

もしも、お母さんや弟さんが美々さんのことを心配しているんだとしたら、
「この宗教に入りなさい!そうでないと不幸になっちゃうわよ」
と言うと思うんですね。
それは、美々さんが「不幸になること」を心配しているとそうなります。
でも、そうではありませんよね。
受け取るか、受け取らないかは”選ぶ”ことが出来ます。
ただ、「いやだから」受け取らないのか、「食べてみて、まずかったから」受け取らないのかは、
少し違いますよね。
それに、嫌いな食べ物を贈られたとしても、
その”気持ち”を受け取ることはできます。

また、美々さんの支えになってくれている方にも、
「いつも、ありがとう。私はあなたのおかげで自分が受け入れられているって感じることができるんです。ありがとう。」
と、その気持ちを”伝えよう”という意欲を持つ事ができたときに、
どうして今まで支えになってくれていたのか、その人の気持ちがわかったときに、
本当の意味で「受け取る」ことができるのかもしれません。

これは両方とも「成熟する」には必要な要素なんですね。
相手が自分に伝えたいことを”理解”したうえで、
自分の気持ちを”伝える”こと。
言うのは簡単ですが、実践するのはちょっと勇気がいります。
そして、大人になればなるほど「受け取る」には意欲がいるんですね。
自然で、ちょうど良い距離感というのは、そこに向き合って初めて掴めるものでもあります。
食べず嫌いのものを、食べてみて初めて、自分の口に合うのか否かがわかるように。
「え〜?!こんなにおいしいなんて知らなかった〜!」
っていう発見があるかもしれませんよ。

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